miuro の次世代機能を体験してきたよ(1)ムービー編
ロボットカンパニーZMPの世界初自律移動ミュージックプレイヤー「miuro」。正直言ってソニーRollyがでてくるまで、このジャンルの良さがわからず、どんな製品かいまいちわからなかった。実際、店頭で並んでいても(写真参照)、それがこんな素晴らしい製品だなんて、夢にも思わないんだという。
ただ、実物をみてみると印象ががらりと変わった。いや、聴いてみると、といったほうがいい。
下のムービーは、音声処理、一切なし。カメラに付属したモノラルマイクで撮影しながら録音したものだ。私は音楽一家に生まれたこともあり感度の良い耳を授かっているが、1秒でそのすごさがわかった。価格10万円以上の音だ。
注意:画面の映像(顔!)やタッチ動作は開発中の物です。
何がすごいかというと、音の広がり方だ。miuroが自律移動をして部屋のあちこちに移動しても、音のムラも、抜けも死角もない。たいていのサウンドシステムは、セッティングをして、所定の位置に座ってやっと正常な音になるが、これはどこにいてもまとまった音になって聞こえてくる。AppleのiPodスピーカーなどは確かに高級感あふれる音なのだが、死角が多い。
ZMPさんいわく。
お店で鳴らしてもらっても、miuroが音を出しているとは思わなかったという人が多い
というから、よほど想像を絶するサウンドだということがおわかりいただけるだろうか。
音の純粋さがとても気に入った。ロックは切れのあるベースと、ゆとりある高音域とリズムが見事に調和する。こういった音が得意でありながら、スムージーなジャズも実にリッチに聞こえてくるのだ。サウンドに関しては、別途、高品質で録音したソースがあるので、後ほど公開したいと思う。
この音、そして音楽を聴くきっかけを生み出してくれるさまざまな機能、これは音楽が楽しくなる。わかった、ソニーのRolly云々の話の前に、これは音楽の楽しみ方の新しい方法なんだ。ZMPの社長さん曰く
iPodは私たちに音楽を聴く機会を与えてくれた。miuroでは自宅やオフィスで音楽に接する機会を提供したいと思う
なるほどである。
本当に欲しくなって、自分のオフィスのにどこにおけるか考えてみた。
今は、ハーマンミラーのシステムがあるが、ウーハーは床にあり、デスク上は実にシンプルで場所を取ってない。やはり、おけるとしたら床だろうと、わがままなことを考えてみた。
miuroを床に置いたらどうなるか。通常のスピーカーなら、まともに聞こえなくていらいらするはず。
しかしmiuroなら・・・その音の特性から想像していたが、なんと・・・
続く