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まさに「ユーザー目線」— “猫を虜にする”ダイレクトメールで開封率が向上

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こんな記事を見つけました。

“猫を虜にする”ダイレクトメールで開封率が向上

この動画はこれ。

 

ここで出てくる"Catnip"とは何か調べたところ、日本語では「イヌハッカ」と言われる、マタタビに似た香りが出るハーブだそうです。(猫が好きなのに「イヌ」というのは面白いですね)

 

「顧客のことを徹底的に考えよう」と言われます。

しかし実際には、顧客には「お金を出す人」と「ユーザー」の2種類がいます。

多くの場合、両者は同一です。

例えば「美味しいコーヒーを飲みたいなぁ」と思ってカフェに入る場合はそうですね。

しかし違う場合もあります。おむつは「お金を出す人」は親、「ユーザー」は赤ちゃんです。

 

このプロモーションの場合、「お金を出す人」は飼い主、「ユーザー」は猫ということですね。

まさに「ユーザー目線とは何か」を考える上で、素晴らしい事例だと思います。
 

 

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