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ある時はコンピュータの製品企画担当者、またある時は?

科学する心

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先の日曜日に東京は有明にある「リスーピア」(http://risupia.panasonic.co.jp/whatsnew.html)に行ってきた。パナソニックセンター東京の中にある、主に小中学生を対象とした科学博物館みたいなところである。展示物の一部は有料であるが入場料は大人で500円と手頃であるため、結構家族連れが多い。また展示だけでなく、事前予約をすれば無料で体験型イベントに参加することもできる。子供の脳に刺激を与えるには、格好のネタになる。というわけでサイエンス演芸師の「善ちゃん」という、毎週土曜日夜のテレビ番組の「世界一受けたい授業」のでんじろう先生とどこかのコメディアンとを足して二で割ったようなキャラクターの講演(いやショーと表現したほうが正しいかもしれない)を見に行ってきたというわけだ。

手品ありギャグありといったところであるが、内容はいたって真面目で大人が見ても結構楽しめる。上向きにしたヘアー・ドライヤーで発泡スチロールの玉を浮かせてみたり、図形を使ったクイズがあったりと様々な内容だったが、意外だったのはボール紙で作るブーメランである。こんなに簡単に作れるものだとは想像もしていなかった。長方形に切った紙3枚を120度の角度をつけて中心でホチキス止めし、あとは紙を適当に曲げるだけのことである。ブーメランの羽に相当する部分を山形にたわませ、次に全体的に少し反り返らせればよい。熟練の技があるのかもしれないが、見ていると至極いい加減に手で工作をしていた。そして縦に持って軽くスナップを利かせて投げると、ものの見事に手元に帰ってくる。これならば家庭でもできそうだ。日曜日は材料を買ってくるだけの時間的余裕がなかったが、次の週末には是非試してみよう、と思っている。

それにしてもこれだけのものが無料とは恐れ入る。子を持つ親の立場から見れば、自らあれこれと工夫しなくても子供の知的好奇心を刺激することができるのだから、積極的に活用しない手はない。何故無料で運営できるのだろうと思ってよく見たら、パナソニック製品のショールームとしての性格も持ち合わせているらしい。いや、理数系離れが進んでいると言われている中で、多くの子供に小さいうちから科学に慣れ親しむ習慣を身に付けさせれば、日本の科学技術にも寄与するに違いない、という思いがあるのかもしれない。でも、そんなことよりも、見ていて単純に楽しい。次はどのイベントに申し込もうかな。

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