田舎での工場研修はもうイヤだ…(後編)
こんにちは! 服部 めぐみです。
さて、前回ご紹介しましたSさんのその後ですが…。
大木さんのブログに記載いただきましたように、
入社してしばらくの間、現場業務に携わるケースは少なくありません。
そして、そのご経験は、
後に担当される「本来の業務」(Sさんで言えば「営業」業務)
への糧となることが多いです。
※例えば、某システムコンサルティング会社では、
コンサルティングをする上でも、プログラミングの何たるかや
プログラマーの苦労を知ることが重要、というお考えで、
入社して1・2年目社員にはプログラミング業務を任せています。
ですので、その先にあるお仕事を目指すのなら、
「今」を見すぎて早計に結論を出してしまうのは、
危険な一面もあります。
そこで、・なぜ今の企業に入社をしたのか、
・なぜ「営業」をしようと思ったのか?
・「転職しよう」と思った場面は?
・いつまでにどうなっていたい?
などをご本人と一緒に確認していき、
転職すべきかどうかを整理していきます。
Sさんのお話をよくよく伺っていきますと、
「研修がイヤ」という気持ちは確かにありましたが、
それよりも、先輩営業社員の仕事へのスタンスや、
営業としての提案の機会の少なさ・幅の狭さに違和感を拭いきれず、
研修の先にある「現職での営業職」へのモチベーションDOWNが
転職への後押しとなっていたことが、Sさん自身にもわかってきました。
そこから、・ではどういう営業をしたいのか、
・どういう社員がいる企業で働きたいのか、
・その企業への自分の「ウリ」な何か・・・
を整理し、転職活動の方向性をまとめていきました。
先に結果をお伝えしますと、
Sさんは、都内の某ベンチャー企業に営業職としてご転職されました。
正直なお話をしますと、営業経験&業界経験のないSさんは、
いくつもの不合格通知をいただきました・・・。
転職された企業さんの選考に関しても、
選考期間が長く、面接回数も多かったと思います。
その辛い期間を経て、「内定」のご連絡を受け取られたときの
Sさんの安堵と喜びの声は今でも印象に残っています!!
ご入社から約1年という先日、
Sさんよりメールをいただきました。
その文末の一言が非常に印象的でした。
「とても忙しいですが(笑)、刺激的な毎日です!」
また、同じタイミングで、Sさんがご転職された
企業さんからも、うちの担当営業を通して
「未経験ながら非常に良くやってくれています。」
との声をいただきました。
書類審査に通過したり、内定を頂いたり、
ご転職先が決まる瞬間ももちろん嬉しいのですが、
私にとって一番うれしいのは、
ご入社後に、転職者の方や企業さんから、
ご活躍されているお話を伺うことですね(^-^)/!
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