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IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

盗んだ金はもう返せないという事態を打開するために、今こそ労働役を。盗んだお金は働いて返すべきと思うのです。

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このコラムは誰かを攻撃したり貶めたいという趣旨のものではありません。

誰かが誰かを違法にダメージを与えた場合、事案によっては犯罪したもの勝ちみたいになっている部分があると思ったのです。

仮に、一億円を詐欺でだまし取ったとします。

その一億円は使い切って、返せないとするじゃないですか。

その場合、おそらく執行猶予無しの実刑で数年で社会復帰しますよね。

仮に5年で刑務所から出所した場合、たった五年で1億円を得たことになります。

仮に100%資産隠しができた場合、1年で2千万円、5年で1億円ということになります。

そうすると、5年で出てきて、また同じような詐欺をすればまたおいしい思いができるという話で常習犯になる可能性も残ると思うのです。

このような犯罪したもの勝ちをなくすためにも、労働役を導入した方がよいと思ったのです。

例えば、1億円詐欺をしたなら、刑務所で稼いで返すようなことです。

刑務所の賃金は安いですけど、盗んだものは返すのが筋だと思いますし、刑務所内の作業だけではなく、海を清掃することなど、膨大な作業量が必要で手が足りない分野はあると思うのです。(そんなに簡単な話ではないと思いますけど)

この手の話は判断基準などの話もあり簡単に進まないのは理解していますが、犯罪したもの勝ちみたいなのはなくしたほうがよいと思うのです。

専門家の皆様、政治家の皆様、何とかした方がいいと思うのです。

皆さんは、いかが感じますでしょうか?

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