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IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

今年は後半くらいから新規事業を立ち上げて、安定的に売り上げを確保しようと思っていたら、不景気でお客様を失ってしまったので、急いで立ち上げなければならなくなった件

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お陰様で、私の会社、吉政創成は創業以来、11期連続で増収を続け、前期はコロナ禍にもかかわらず、前年比30%の売り上げを拡大できました。

当然利益も大きく、大変良い1年となりました。これも一重に素晴らしいお客様と支援者やアシスタントの皆様のおかげであると深く感謝しております。

一方で現在の主力サービスはマーケティングアウトソーシングサービスなので、労働集約的なサービスであり、10年後20年後は私の高齢化によってビジネスが縮小する可能性があるビジネスなので、もう1本柱が欲しくなり、認定試験の運営ビジネスを立ち上げようと考えています。

認定試験は軌道に乗ると20年30年、それ以上に継続できるモデルです。そして私どもの得意な分野なので、当社にマッチしていると思っています。

そして、認定試験の運営はノウハウが必要で、大きな試験を日本で立ち上げた人は少なく、そのノウハウを後輩に引き継ぐ意味でもビジネスモデル化することを考えた次第です。

年始に1年かけてゆっくり立ち上げようと思っていた矢先に、当社にも不景気の波が来ました。

売り上げが大きなお客様が解約をされました。

解約理由は不景気だからということではないのですが、当方のサービス内容が満足できていなかったということです。

戦争とコロナによる不景気がきっかけになってお客様の解約のきっかけを作ったというのが実態だと思います。

当社のマーケティングアウトソーシングとは要件がずれていたのですが、成果が出ていたのでそのまま続いていた感じでした。

契約を失ったことは痛いことではありますが、当社サービスと要件がずれていて、当方の負荷がかかるのであれば、今後の事業拡大のボトルネックになる可能性も否定できず、今回の契約解除は痛いですが、良いきっかけになったと考えています。

当社は小さな会社なので、得意分野に注力しなければ、差別化ができなくなり、収益が低下します。

そして前期業績が向上したことで私自身が勘違いしてしまった部分があり、お客様に対するサービス向上の情熱が上がった部分も根底にはあったと思うのです。

この部分をまずは直し、この禍が転じて福となるように、自社サービスをもう一度見直します。

そして、新規事業は急いで立ち上げなければならなくなりました。

忙しくなりそうです。

そういえば、このブログの開設当初に書いたプロフィールには以下のようなことが書いてありました。

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やりたいことは絶対に諦めない。
負けても必ず、最後には実現する。

ピンチのときほど力を発揮し、
突破口を切り開く。

一騎当千の力を持ち、
精鋭を率いて市場を切り拓き、
産業の発展に力を注ぐ。

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ピンチのときほど力を発揮し、突破口を切り開かなきゃね。この経験が将来お客様へのサービスノウハウにもなりますしね。

さぁ、今日も頑張っていこう!

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