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WSLで始めるUbuntu > 第29回 環境変数、終了コードについて知ろう

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私が編集支援しているCTC教育サービスのコラム「WSLで始めるUbuntu > 第29回 環境変数、終了コードについて知ろう」が公開されました。興味がある方はご覧ください。

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前回は、単語分割とパス展開について説明しました。今回は環境変数と終了コードについて説明します。

環境変数
プログラムの起動時には、環境(environment)と呼ばれる文字列の配列が渡されます。これは「変数名=値」のペアからなるリストです。

bashは、環境を操作する様々な方法を提供しています。bash起動時にbashは自分自身の環境を調べ、見つかった変数名それぞれに対してパラメータを生成し、それに自動的に子プロセスへのエクスポート(export)の印を付けます。実行されたコマンドは環境を継承します。export/declare-xコマンドを用いて、パラメータや関数の追加と削除を環境に対して行います。環境内のパラメータ値が変更されると、新しい値は古い値と置き換わります。実行されたコマンドが継承する環境は、以下の変更を行ったものになります。

bashの最初の環境から、変数の値がシェル中で変更された
一部の変数ペアがunsetコマンドで削除された
exportコマンドやdeclare -xコマンドで追加された


単純なコマンドや関数に対する環境は、一時的に修正できます。これは、パラメータへの代入を前に置くことで行います。このような代入が影響を与えるのは、そのコマンドが参照する環境だけです。

この続きは以下をご覧ください
https://www.school.ctc-g.co.jp/columns/miyazaki/miyazaki29.html

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