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AI活用時代にPythonで見る夢 > 第16回 次の一手を探す

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私が編集支援している東大辻先生のコラム「AI活用時代にPythonで見る夢 > 第16回 次の一手を探す」がCTC教育サービスで公開されました。興味がある方はご覧ください。

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はじめに
宝くじで6億円当たったら、みなさんはどうするでしょうか?私は、リーマン予想を証明するために残りの生涯を捧げたいと思っています。仕事をしなくても済むので、朝から晩までリーマン予想の証明に没頭できます。でも、残念ながらそれほど頭は良くないので、証明どころか問題の理解で挫折して、数学に没頭したフリをしたニートになってしまう可能性が高いですね。それはさておき、変化が激しいこの世の中では、よほどの資産家でもなければ人生安泰とはいかないでしょう。こんな時代をどう生きるべきなのか、迷っている方も多いかもしれません。本コラムは転職などの重大な人生の岐路を話題にするものではありませんので、今回は情報技術という視点に絞って、私自身の体験から変化する状況にどう対応するべきかを考えてみたいと思います。

柔軟性の重要さ
小学生の頃、父親にMSX2を買い与えてもらったことがきっかけで、プログラミングが好きになりました。ただ、中学高校時代はそれほどパソコンには触れていませんでしたので、本格的にプログラミングをはじめたのは大学に入ってからです。当時、大学のプログラミングの講義は教育用言語として名高いPascalを使ったものでした。私は勝手にC言語を勉強していたので、Pascalにまったく馴染めなかったことを覚えています。当時は若かったので「産業界で実際に使われているC言語の方が絶対に良いはず」と思い込み、講義を真面目に聞きませんでした。今考えると、調子に乗った若者でした。せっかく他の言語に触れられる機会だったのですから、もう少し柔軟になっても良かったでしょう。実際、その後コンピュータソフトウェア会社でアルバイトをはじめたとき、Delphiで作られたソフトのメンテナンスをやりました。DelphiはPascal言語を採用していたので、仕事が思うように進まなかったことを覚えています。幸いすぐにC言語を使ったプロジェクトに異動になり、当時はPascalから逃げられたと安心していましたが、柔軟性がなかったために使いにくい人材になっていたと言えるかもしれません。

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