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グーグルのクラウドを支えるテクノロジー > 第94回 Dremel:10年間の進化を振り返る(パート1)

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私が編集支援しているCTC教育サービスのコラム「グーグルのクラウドを支えるテクノロジー > 第94回 Dremel:10年間の進化を振り返る(パート1)」が公開されました。興味がある方はご覧ください。

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はじめに
 今回からは、2020年に公開された論文「Dremel: A Decade of Interactive SQL Analysis at Web Scale」を紹介していきます。論文のタイトルある「Dremel」は、Google社内のデータ分析ツールの名称で、Google Cloud Platformで提供されているBigQueryは、このDremelが元になっています。

Dremelのアーキテクチャーの特徴
 Dremelのアーキテクチャーは、2010年の論文「Dremel: Interactive Analysis of Web-Scale Datasets」で初めて紹介されましたが、その後もさまざまな変化を続けています。冒頭の論文では、その後の10年間に起きたアーキテクチャーの変化を踏まえた上で、現在のDremelの特徴を次の5つの観点から説明しています。

・ANSI準拠のSQL
・計算リソースとストレージリソースの分離
・In situ(イン・サイチュ)分析
・サーバーレスシステム
・カラム型ストレージ

 今回は、「ANSI準拠のSQL」と「計算リソースとストレージリソースの分離」の2つについて解説を進めます。

この続きは以下をご覧ください
https://www.school.ctc-g.co.jp/columns/nakai2/nakai294.html

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