大儀のないビジネスに成功無し。大きな大義と推進力で自分のビジネスを大きくしよう。
最近土日に何だか偉そうなコラムを書いてはいるが、誰かのために書いているというより自分に言い聞かせたり、自分お考えをまとめるために書いている。
理由はシンプルで、自分自身そんなに余裕はなく、お客様と自分のことで手いっぱいだからである。
最近、自分で思うのが「大儀のないビジネスに成功無し」である。
成功の定義にもよるが、世の中に影響を与えるようなビジネスを作ろうと思えば、田張大義が必要だと思うのである。その理由は、ITやSNS、ネットという表現でもよいが、それらが進化した結果、広大で迅速な疎結合ネットワークが出来上がった。これは物理的な環境とは違う、半バーチャルな環境である。この環境で有効なビジネススタイルは1社完結ではなく、協業を活用したエコシステムの中心で機能することだと思う。バーチャルな疎結合により、気軽にビジネスが連携できるので、連携した方が効率的であり、その中心にいることができれば、情報もお金も集まってきやすいからだ。
その際に大儀がないと人が集まってこないと思う。だれも他人のために協力はしたくはないだ。つまり、みんなが活用できる大義があって、その大義を活用したい人が集まってくる図式が必要なのだ。そしてもちろん、その大義の大きさも必要である。
大義が大きく花開くと、その規模に惹かれて多くの人と企業が集まってくる。
それによって大きなエコシステムができるのだ。大義を大きく咲かせるためには、志の高さと、大きくエコシステムの中心を動かす推進力が必要なのだ。志を高く思うのは誰でもできる。重要なのはその推進部分である。ビジネスが初期段階の時は、体制もビジネスモデルも貧弱なので、効率よく回す必要がある。
回し始めると小さなチャンスが見える時があるのでそのチャンスで的確に手を打つ必要があるのだ。変な言い方だが、太鼓の達人というゲームで、太鼓を叩くタイミングが右から流れてくるが、そのタイミングに合わせて叩く感じに近いと思う。小さなチャンスを掴みながらビジネスチャンスを加速させていくというのが、ビジネスを効率的に回すということと思っている。
で、そのチャンスを確実に掴むためには、全力で仕事をする中、浮かんでは消えていく事象に対して、効率的に動かすアイディアをどれくらい閃き、実践できるかが勝負なのである。この閃きは経験によるプロファイリングによることが多いと思う。結局人生でも仕事でもなんでもそうだが、どれだけ工夫して効率を上げられるかの勝負なのだ。
そういう意味で私は多くの企業で働き、独立後も10社以上のお客様と議論を10年以上重ねてきたことはとても幸運だと思う。私の頭と感性にはものすごい数のビジネスプラクティスが存在していると思う。
もし、将来自分のビジネスを大きく成功したいと思う人がいれば、いろいろな会社のビジネスをお手伝いし、ビジネスのパターンを経験値として学べると良いと私は思う。
今日もつらつらと書いてみたが、私は私のビジネスを大きく花開かせよう。
私が強くなれば、私のお客様もその力を使えるので、これが一番のリスクヘッジとも思う。 それでは今日はこの辺で。
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また私の近況は「吉政忠志」で検索されると大よそみえてきます。