オルタナティブ・ブログ > 吉政忠志のベンチャービジネス千里眼 >

IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

頭の回転がいいのにどうにも勘所が悪くて、逆の選択をしてしまう人に読んでほしい本

»

businessman_dekiru_woman.png

そういう人っていますよね。世の中いろいろうまく言っている人は、正しい選択をして、正しい行動をしている人が多いと思っています。逆に、いろいろうまく行っていない人は、正しい選択がすくなく、正しい行動も少ないケースが多いです。いや、もっとはっきり言うと、勘所が悪い人は正しい選択とは真逆の選択をし、真逆の行動をすることが多いように思えます。

「どうしてその選択をするんだろう」

と見ているのですが、本人は真っ向から正しいと思い込んでいたりするので、下手に正しい方向をアドバイスすると、怒ったりします。そのまま続くと、「世の中間違っている」的な思想が中心になったり、「俺は不運な奴だ」と思って、性格が曲がっていったり、などなど、あまりよくないことになることが多いような気がします。

「お前はどうなんだよ」

なんて思う人もいるかもしれません。私の字頭は、数学こそ大学受験の全国模試で二桁位でしたが、英語の偏差値は50を切るのが当たり前だったので、頭が良いとは言えず、偏った感じです。当然、私より頭がいい人は相当います。そんな自頭ですが、私は私より頭が良い人と比べても仕事も年収もかなりいい線行ってます。(負けてないと思います)

自分なりに考えてみて思うのが、割といい判断をしているからなのではないかということです。人生においては判断の連続で積み重なっているので、判断が良いと、良い結果になりやすいです。私の判断は100%正しくはないです。私よりすごい人は、もっといい判断をしていると思います。私よりすごい人の話は私は書けませんが、私なりに読んで良かったと思う本があったので、ご紹介します。

D.カーネギー著「人を動かす」です。当たり前に知られた名著です。私はこの本を何回も読んでいます。この本で学んだのは、俯瞰力であり、その基になる人間の心理状況でした。そもそも何が正しいのかなんて言うものは、その時の状況によって違うものなので、周囲の状況をどれだけ把握できているかにかかっていると思っています。

自頭がいいのにどうにも勘所が悪い人は、俯瞰力が足りないような気がします。周囲が見渡せていれば、判断が正しくなり、それにより好転し、良い結果が生まれるはずです。

ちなみに私はこの俯瞰力(本の中では鳥瞰力と書いています)を本にしました。IT業界に特化しているので、前述のD.カーネギー著「人を動かす」を読んだ後に、以下の私の本を読んでいただけるとなお、理解できると思います。(最後宣伝ですみません)

興味がある方は以下の本をぜひお読みください。

D.カーネギー著「人を動かす」
https://www.amazon.co.jp/dp/4422100513/

吉政忠志著「ITエンジニアのための企画力と企画書の教科書」
https://www.amazon.co.jp/dp/4839970262/

Comment(0)