オルタナティブ・ブログ > 吉政忠志のベンチャービジネス千里眼 >

IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

グーグルのクラウドを支えるテクノロジー第67回 Federated Learning:モバイルデバイスを用いた分散学習技術(パート1)

»

私が編集支援しているCTC教育サービスのコラム「グーグルのクラウドを支えるテクノロジー」第67回「Federated Learning:モバイルデバイスを用いた分散学習技術(パート1)」が公開されました。

興味がある方はご覧ください。

###

はじめに
 今回からは、2019年に公開された論文「Applied Federated Learning: Improving Google Keyboard Query Suggestions」を元にして、モバイルデバイスを用いた分散学習技術である「Federated Learning」の適用事例を紹介します。モバイルデバイス上で生成されるデータをサーバーに送信せず、ユーザー情報を適切に保護した状態で、デバイス上で学習処理を行う技術になります。

Federated Learningの適用事例

 冒頭の論文では、Federated Learningの具体的な適用事例として、Google Keyboard(Gboard)の検索キーワード予測機能が取り上げられています。Gboardは、モバイルデバイス用の文字入力システムで、2018年の時点で、10億台以上のデバイスにインストールされています。テキストの入力中に、関連する複数のWeb検索キーワードを表示する機能があり、ここで表示するキーワードの選択に機械学習モデルが用いられています。

この続きは以下をご覧ください
https://www.school.ctc-g.co.jp/columns/nakai2/nakai267.html

Comment(0)