AI時代に生き抜くにはセルフブランディングを強化するか、AIオーナーになるかの二択では
いよいよAI時代に突入し、これから数十年、いやもっとそれ以上の期間において労働者はAIと共存をしなければならなくなる。AIの進化は想像以上のスピードとなり、人間ができることはAIでほぼできるということになる。
人間だけが持つものとしては、以下を上げるが、それもいつまで続くかわからない。
・お金を持つことを含めた所有するという行為
・戸籍など人間として官公庁などに登録されること
・子供を産むこと
他にもあるかもしれないが、生物としての機能と、人間社会が人間を管理するための行為と権利を除くとAIで全部できそうではある。恋愛すらも人間とAIの恋愛も普通にありそうではある。
AIが進化すると人間は以下の5つに分類される。
・AIのオーナーになる
・AIを管理する
・AIと共働する
・AIに使用される
・AIとは一切かかわらない
多くの経営者は、疲れず、不平を言わず、離職もしない、AIを少なからず雇用するはずだ。高資本の企業が優秀なAIを雇用できるので、企業格差はますます広がりそうではある。またAIの管理者・開発者も生き残れそうではある。しかしながら、AI時代の管理職は人数が少なくて済むため、AIを使う側の人間はとても少なくなるはずである。
多くの人間労働者はAIと共働するか、AIに使われるかになる。人生の選択肢としてAIに使用されるという選択肢でよい方は、それはそれでよいかもしれない。ハラスメントも受けることもなく、評価の不公平もないため、意外に働きやすいのかもしれない。但し、AIに使用される労働側の対価は、コスト的にAIを投入できない分野なので、単価が安くなりそうだ。
このような状況に対して、私がお勧めしたいのは、AIのオーナーになるべく、資本家になることと、セルフブランディングを高めて、プロフェッショナルを極めることだ。
資本家になることは誰でもできるわけではないので、ここでは触れない。後者のセルフブランディングについて私見を書いてみる。
仕事の依頼者はAIに依頼するのと人間に依頼する選択肢を持つようになる。この時点では、人間はAIと競合するということになる。人間間での競合においても仕事の依頼を受ける人とそうでない人に分かれる。
その際に仕事の依頼先を決めるときに、「あの人に依頼したい」という決定基準が存在する場合がある。仕事を依頼することで、成果を上げてくれて、さらに依頼してよかったと思えるような感情がお客様側に発生することがある。
少しわかりにくい表現になってしまったが、極端な例を出せば、依頼者が超有名人のタレントAさんのファンだとする。そのAさんがファッションコーディネーターのサービスを始めたとする。その時、依頼者がファッションコーディネートを依頼したいと思った場合、予算が合えば、Aさんに依頼すると思う。
つまり、セルフブランでイングか確立されて、ファンができれば、AIに勝てる機会が出るということなのだ。
実際のビジネスにおいて、そのファンというのは、外見がかっこいいということではなく、依頼者の依頼ミスで、期待した成果物が期日通り出てこない場合に、頑張って何とかしてもらったりなどなど、信頼や恩義なども含めて、「あの人にまたお願いしたい」と思えることでもある。
このようなことは、セルフブランディングをしなくても効果があることではあるのだが、セルフブランディングをすることで、新規のファン、新規の顧客を獲得しやすいのでお勧めしたい。
セルフブランディングを本格的にしようとすれば、広報的な動きが必要になるのだが、それなりに高度な話なので、ここではセルフブランディングの第一歩としての情報発信について触れることにする。
A.自分の顧客層を意識し(プロファイリングし)、その顧客層に対して自分が大事にしていること、その顧客層が読んでためになることを情報発信する
B.ブログを書く場合、日記や用語解説ではなく、自分のオリジナルの意見を中心に書くこと(若手に書かせると事実を列記した日記になったり、感想文になったり、用語解説になったりすることがありますが、日頃からニュースを見て自分の意見を書きだすようにしたほうがブランドが立ちやすい)
C.本業の範囲で書くこと(付け焼刃の知識はボロが出ます)
D.毎週決まった曜日に公開すること(ファンの生活サイクルに情報発信が入り込むようにする)
今回はセルフブランディングの話を少しだけしたが、私も人生の後半戦でチャレンジする内容である。がんばろう!
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また私の近況は「吉政忠志」で検索されると大よそみえてきます。