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鈴木良介氏コラム第2回『じわじわと人工知能に置き換わる』

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私がオムロン ヘルスケアで編集支援している鈴木良介氏コラム第2回『じわじわと人工知能に置き換わる』が公開されました。興味がある方はご覧ください。

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人工知能への関心が高まっているが、相性の良い領域の一つが映像解析だ。これまで人間が行ってきた「映像の理解」をソフトウェアに代替させられれば、効率化できる領域は広い。話題の自動運転や、無人店舗などを実現する上でも映像解析の高度化は不可欠であり、応用領域の一つだ。

映像解析の研究・開発を牽引するのは、グーグルやアマゾン、マイクロソフトなどの大手ITベンダであるが、彼らは汎用的な技術を隠すのではなく誰でも安価に利用できるよう、サービスとして提供している。また、彼らが提供する汎用技術を特定領域に特化して使いやすくする企業も登場しているため、ユーザ企業としてみれば高度なテクノロジをお手頃価格で利用できる良い時代がやってきていると言える。

一例を見てみよう。監視カメラ映像の解析に特化したサービスを提供しているカミオ(camio)だ[1]。通常、監視カメラ映像は何か問題が生じたときに事後の確認として用いることしかできない。もしも、リアルタイムで監視をしたいのであれば、監視員を貼り付けなければならずコストが高くつく。

(この続きは以下をご覧ください)
https://datahealthcare.omron.co.jp/series/suzuki201904

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