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韓国の電力会社で採用されたUX技術が発展途上国へ提供

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おはようございます。吉政創成の吉政でございます。

私が支援している韓国UXトップカンパニーであるTOBESOFTがUX開発環境「XPLATFORM」を韓国電力に納品し、そのUX技術が発展途上国に提供されることになりました。

※報道発表原文はこちらをご覧ください。

先日、韓国に3日間出張してきたのですが、韓国は自らをIT大国と言っており、海外へのIT技術出にものすごい力を入れています。

これは日本のIT企業とはかなり違うところです。

日本では、まず日本で成功してから海外へと考えるのが普通ですが、韓国のIT企業は10人くらいの企業規模あたりから、海外展開をまじめに考え、実行します。

これは韓国のIT市場規模が日本の九州と同じくらいしかなく、国内でのビジネスの限界を感じているからです。

また、韓国人の情熱と気合でそれをやりきってしまうところがすごいです。

3日の出張で印象に残ったのは、どの企業でも世界戦略に向けたスローガンが会社に張り出されています。サムスングループのIT企業では「Beyond Korea! Go Global!」と書いてあったのが印象に残りました。

日本の高度経済成長期も恐らく同じような感じだったのかもしれません。

日本人が忘れていることが韓国にはありました。


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