超初心者向け実践マーケティングコラム第三回「そもそもプレスリリースとは。プレスリリースの書き方」を公開いただきました。
こんばんは。吉政創成の吉政でございます。弊社のお客様である鈴与シンワート社で私が連載している初心者向けマーケティングコラムを公開いただきました。
そのコラムをここでご紹介いたします。興味がある方はお読みください。
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皆さん、改めまして、鈴与シンワートでマーケティングアドバイザーをしている吉政と申します。 今回は「そもそもプレスリリースとは。プレスリリースの書き方」について書いてみたいと思います。様々の専門書には報道発表の定義や方法が書かれていま す。ここでは初心者の方向けに専門用語を使用せずに説明します。複数の会社での広報経験がある方はご存じだと思いますが、報道発表文章の書き方一つとって みても会社によってかなり差があります。ここでは私の経験から感じたこと、理解したことを中心に書きます。
そもそも、プレスリリース(報道発表)は何のために行うのでしょうか?
プレスリリースはその会社や団体の公式見解を新聞や雑誌、ネットメディアおよび自社Webサイトを含めたメディアを通じて広く報じることを指します。会社の公式見解としての文章になりますので、会社としての承認を得られた文章というのが大前提になります。
では、会社として公式に報じたい情報には、製品やキャンペーン、セミナーなど様々な情報がありますが、ここで重要なのはプレスリリースが宣伝ではな いということです。では、宣伝とプレスリリースはなにが違うのでしょうか?その違いはニュース性があるかどうかです。全てのプレスリリースはニュース記事 の卵であり、ニュースになる可能性があるものです。一方キャンペーンや小規模なセミナーなどはニュース性が低いのでプレスリリースにはなりません。この違 いが判らないと、何回プレスリリースをしても絶対に掲載されません。掲載がされないと、そのうちに「うちの会社にはプレスリリースが合わない」という雰囲 気になったりして、本当にプレスリリースが有効なタイミングが来ても実施できないままになることは割と多いです。
ちなみにですが、経験上、プレスリリース が合わない会社は公序良俗に反しないビジネスでない限り、存在しません。いいネタを作り、いいタイミングでしっかり報じれば、必ず掲載されます。それがプ レスリリースなのです。記者の方々は常によい情報を求めています。大事なのは、ネタとタイミングです。これはメディアによっても違いますし、かなり感覚的 なことが求められるので、是非、弊社の個別相談会等で説明させてください。
※Webマーケティング個別相談会 http://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M85224&c=825&d=b696
さて、続いて簡単ではありますが、プレスリリース文章の書き方のポイントだけお伝えします。プレスリリースは「会社の公式見解を報じる」ことであ り、説明することではありません。また、紙面はもちろんWebメディアも実は文字数など内部的に制限を設けています。よって、説明文章になっているものは 原則的にNGです。基本的に本文は1ページに収め、補足として製品や会社説明を1ページにまとめるのが通常です。簡潔で明確な文章が原則ですので、「素晴 らしいXXX」や「最高傑作のXXX」などの数値で表せないような修飾語はあまり使いません。また「日本初」という言葉などは「1番目」という数値的な意 味合いがありますが、その数値的な意味合いを証明できなければいけません。ネットのみならず、オフラインも含めて徹底的に調査したものでないと「日本初」 や「世界初」とは言えないです。ニュースした後に、「実は日本初ではありませんでした」というのは会社の公式見解としてはNGです。そういう意味でも ニュースとして厳正で情報として報じることが重要なのです。
続いて、プレスリリースには独特の文法のようなものが存在しています。これは日本語の正式な文法とは若干違います。綺麗な文法よりもより簡潔に正確 に情報を伝達することを重んじることで生まれた独特のものと考えます。一番顕著なのは、プレスリリース文章のタイトルです。例えば、弊社が2011年6月 にプレスリリースした以下の文章があります。総文字数で77文字です。
鈴与シンワート、SEO・LPO機能を搭載したマーケティングCMSのクラウドサービス 「HeartCore_SaaS(PHPサポート)」を7月1日より発売開始
この文章を正しい日本語の分布で書き直すと、以下になります。
鈴与シンワートが、SEO・LPO機能を搭載したマーケティングCMSのクラウドサービスである「HeartCore_SaaS(PHPサポート)」を7月1日より発売開始いたしました。
この文章では88文字になります。
この文字数の話は紙面のみならず、Webメディアでもより多くの方々に読んでもらうには、簡潔に書く必要があります。日本人は文章を必ず左から読む癖があ
るので、その順番や使う語句などにも実はノウハウがあり、そこが広報マンの腕の見せ所だったりしますが、ここから先は実践的な話になります。この続きは弊
社の個別相談会でお答えしたいと思います。興味がある方は以下のURLをクリック頂き、個別相談会にお申し込みください。
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