オルタナティブ・ブログ > 吉政忠志のベンチャービジネス千里眼 >

IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

Microsoft Windows Server & Hyper-V 向けスケールアウトクラスタソリューション

»

皆さん、こんにちは。コアマイクロシステムズでマーケティングアドバイザーをしている吉政でございます。

コアマイクロシステムズと言えば、車の世界で言う無限MUGENのような会社で、30万IOPSを超えるストレージを 作ったりする日本のストレージワークス・カンパニーです。30万IPOSというのは1秒間に30万回I/Oをフルランダムで出来るようなストレージで、 RAM型SSDで構成されています。へー半導体ストレージ屋さんかぁと普通に思われるかも知れませんが、RAM型SSDは電源が切れるとデータが失われる ので、最悪の事態を想定して電源を4重化したり、超高速でI/OされているRAM型SSDをリアルタイムで高速バックアップしたりと、結構な技術が必要な のです。

そのコアマイクロシステムズがMicrosoft Windows Server & Hyper-V 向けスケールアウトクラスタソリューションの新版「Melio 4.0シリーズ」を販売開始を発表し、同時に「Melio4.0」を搭載したハードウェアアプライアンス3製品もも発表しました。

※報道発表原文は以下をご覧ください。
http://www.cmsinc.co.jp/news/2011/news20111220.html
技術資料は以下よりフリーダウンロードできます。
http://www.cmsinc.co.jp/products/partners/sanbolic.html

さて、この「Melio」のどこがすごいかといえば、下記の部分です。

・Hyper-Vスケールアウトクラスタを低価格に実現する
・Citrix VDIソリューションの高速高可用性スケールアウトを可能にする
・Windows Serverの各種(NAS、WEB、メール、SQL、Media)エンタープライズアプリケーションの完全スケールアウトソリューションを実現する

いかがでしょうか??仮想環境全盛の現代では、かゆいところに手が届くソリューションだと思います。

ちなみに「スケールアウト」とは、サーバなどのハードウェアを増設することでパフォーマンスを上げる考え、その手法をさします。 つまり、このソリューションはパフォーマンスが落ちればハードの増設で済むというものです。 ローテクな感じがしますが、現実的な方法だと思います。

詳細は以下のページをご覧ください。
http://www.cmsinc.co.jp/products/partners/sanbolic.html


Comment(0)