無料のオンラインストレージを企業向けに推奨できない最大の理由
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このブログでわりと話題になる、オンラインストレージの話です。
オンラインストレージに企業向けとプライベート向けってやっぱりあると思います。
無料のオンラインストレージを使用した際に情報が漏えいするというわけではなく、コンプライアンスに準じているかどうかというのがポイントなのだと思います。
現在の一般的なセキュリティに関する企業のコンプライアンスにおいては履歴が過去にさかのぼってとれるというのが重要です。
ほとんどの無料オンラインストレージサービスはファイルの保管期限を決めており、保管期限を超えると、ファイル、URL、履歴までもが消えてしまいます。
無料オンラインストレージサービスの安全性について、「暗号化しています」と言及しているベンダーが多いですが、重要なのはそこではなく、履歴です。その履歴を管理部門が管理できることなのです。
この点が改善されない限り、私は無料オンラインストレージサービスは企業や法人向けに推奨は出来ないです。
例えば、GIGAPOD(オンラインストレージ・アプライアンス)やShare IT Fitsなどの企業向けのオンラインストレージサービスは上場企業などのハイセキュアなコンプライアンスを通過できるような設計がされています。企業の方は是非、企業向けのオンラインストレージサービスをご覧になって下さい。
企業向けオンラインストレージの事例集がありますので、いろいろ見てみてください。
http://www.tripodworks.co.jp/casestudy/
キット良いヒントがあると思います。
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