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「あなた」と呼ぶのは失礼なのでしょうか?私は失礼だと感じます。

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皆様、こんにちは。吉政創成の吉政でございます。

ブログを書いているとたまに失礼な書き方に出会うことがあります。いや、ブログでなくてもありますよねw

今日は、「あなた」について書いてみようと思います。

「あなた」と呼ばれることについて、皆様はどのように感じますでしょうか?

大好きな妻に「ねぇ、あなたぁ」と呼ばれるのはかなり嬉しかったりしますが、全く知らない人や高圧的な言われ方をする際に「あなた」と呼ばれると、カチンと来ませんか?(私だけだったらすみません)

そこで、さっそく「あなた」をWikipediaで調べてしました。

Wikipediaによると、「二人称の人物を呼ぶときに使う言葉であり、私の対義語である。妻が夫を呼ぶ場合にもよく使用される。君よりも、敬意を示す語として使われることが多い。男性に「貴男」「貴郎」、女性に「貴女」を使って区別する場合もある。」とのことでした。

引用元:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%82%E3%81%AA%E3%81%9F

おお!「君」よりも敬意を払った言葉なのですね。でも、そもそも、最近「君」という言葉はほとんど使いませんね。それに、昔は「貴様」も相手を敬う言葉だったのに、今では喧嘩の時くらいしか使わない乱暴な言葉になってしまった例もあります。

ネットでいろいろ調べてみると、NHKのアナウンサーの人に聞いた人のブログが出ていました。そのアナウンサーが言うには「あなたは対等か目下の人に使う言葉」だそうです。私はこっちのほうがしっくりきますね。

さらに、調べていくと、文化庁の国語審議会「敬語に関する議論」では、ホームページに相手をさす言葉として、「あなた」を標準の用語とするとあるようです。

引用元:http://www.bunka.go.jp/bunkashingikai/soukai/39/shiryo_5.html

でも、これは昭和27年の記述なので、今はどうなのでしょうか????

しかしながら、自分が嫌な気持ちになることは、私はつかわないようにしようと思いました。

この文章を書いている時に、昔の出来事を思い出しました。今から15年前のことです。自分が初めてメルマガを書いた時です。その会社として初めてというよりもメルマガの創世記の時代だと思います。翌時代劇で相手のことを「殿」と呼んでいるのを覚えていて、「殿」は相手を敬った言い方なんだと思い、宛名に ○○ 殿と書いてメールマガジンを創刊しました。すると、返信メールで「知らない人に殿呼ばわりされる筋合いはありません」や「殿についての説明」を多数いただいたことがあります。今思えば、ずいぶんなデビュー戦でした。

今でも、メールの文章で「殿」を使用している方を拝見すると、お伝えしようか迷うことが多いです。ちなみに、あるITの大会社では、お客様に「殿」を使用することに決めている会社もあるようです。いろいろ調べてみると「殿」は目上から目下の方に対して使用する言葉のようです。私も気をつけようと思います。

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