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IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

ちょっと古い本ですが、改めていいと思う本

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前職の社長お勧めの本で「1分間マネージャー」という本があります。

この本はマネージャーとしてあるべき姿を非常に分かりやすく物語風に書いています。

AMAZONのコメントにも書いてありますが、私も下記のフレーズが非常に印象に残っています。

子供に歩き方を教える時、子供を立たせて『歩け』と命令するだろうか?
また、転んだ時に、抱き上げて尻を叩き、『歩けと言ったのに』なんていうだろうか?
そんな事はしない。まず子供を立たせるが、最初の日は少しふらつく。するとわれわれは、すっかり興奮してしまって、『立ったぞ、立ったぞ』と言い、子供をぎゅっと抱きしめてキスをする。
次の日子供はちょっとの間立って、よちよち一、二歩歩くかもしれない。すると子供のところに駆け寄って、キスをするやら、だいてやるやら・・・と言う事になる。

どこの家族でもあるような光景ですが、いざ自分の部下に対してみると、相手が大人であるがゆえに、この考え方をすっかり忘れてしまうものですね。

この考え方は、山本五十六の「やってみせ 言って聞かせて させて見せ ほめてやらねば 人は動かじ」の考え方に極めて似た考え方になります。

ただ、これを実践しようと思った場合、仕事で自分自身も余裕がなかったり、そもそも大きな仕事が入っていたりと、なかなかこのような指導を部下に行うのは大変なところです。(時間的に大変というよりも、怖くてできないといった場合もありそうですがw)

しかし、部下を育てるには必須事項だと思います。

これを実現するためには、自分自身が強く、仕事もかなり効率的にできないと難しいですね。

精進精進。

あぁ、最近このブログはBCPの話題以外は、自戒のブログになってしまいましたね。

まぁ、一休み一休み。

足元固めてしっかり頑張ろう!

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