ETロボコン関西地区独自勉強会2が開催されました
11/6(土)にETロボコン関西地区独自勉強会2が開催されました。7/31に開催した独自勉強会1に続く第2回目となりますが、今年は初めて地区大会後にも開催することになりました。
これは、関西地区実行委員会として、ぜひとも関西地区からチャンピオンが誕生してほしいという願いを込めたものでもあります。ただ、地区大会実施後ということで、あまり人が集まらないのでは?という不安も抱えながらの取り組みでした。結果的には、第1回目の開催より参加者は減ったものの15チーム55名の方にお集まりいただきました。休日にも関わらず、学ぼうという姿勢には感動です。
さて、今回もETロボコンに直接関係する話題から、開発全般の話題まで、今後のみなさんの仕事等に役立つような内容が盛りだくさんのバラエティーにとんだ11種類のセッションが開催されました。
なお、今回の人気セッションベスト5は下記のとおりです。
1位 26名 D-3 : 開発環境をパワーアップしよう!!
2位 25名 A-2 : 復習!オブジェクト指向の基礎~用語,基礎概念の振り返り~
3位 23名 B-2 : 性能妥当性向上への挑戦~エンジニアのためのロジカルシンキング
4位 22名 C-2 : 今時のC++基礎
5位 20名 C-1 : ETロボコンにおける技術トレンド分析
今回はどちらかというと実装に近いセッションに人気が集中しました。地区大会後ということもあり、みなさんの思考回路が上流から下流工程にシフトしてしまっているのかもしれませんね。
私も、今回は「オブジェクト指向の基礎」と「ミニパネル」セッションの2つを担当させていただきました。オブジェクト指向の基礎は、基本概念をおさらいすることを狙いとし、このBlogでは何度か登場したことがあるNotes/Dominoで作成したクイズシステムを用いて、少し楽しみながら勉強していただきました。
もうひとつのミニパネルセッションでは、関西地区大会の各チームの走行をビデオを見ながら振り返るということをしました。「このガレージインはこういう方法を使っているね」など、ビデオで映し出された映像を見ながら実行委員の面々がその動作を分析していきました。意外とこれまで、地区大会の各チームの走行を落ち着いてじっくり見る機会もなかったので、新鮮でした。
また、セッションとは別にETロボコンを進めるにあたり困ったことを実行委員に直接相談できる「相談所」や、実際の走行体をいかに速くまっすぐに走らせるかを競う「ゼロヨン大会」も開催しました。しかし、残念なことに競技に参加するチームが少なく、実行委員を含め4チームでの開催となりました。地区大会と同様に、競技部門優勝の「電子くん」チームのメンバーである「電池くん」が優勝を飾りました。おめでとうございます!!
独自勉強会後はいつものとおり懇親会を開催し、参加者、実行委員が互いに交流を図っておりました。もちろん、2時間ずっとロボコンに関連する話ばかりですけどね・・・
この独自勉強会2の開催をもちまして、2010年度のETロボコン関西地区のオフィシャルイベントはすべて終了となります。今年一年、いろいろとご支援、ご協力いただきましたみなさんありがとうございます!
ETロボコンとしては12/1(水)-2(木)に、パシフィコ横浜でチャンピオンシップ大会が開催されます。ぜひ、各地区大会を勝ち残った精鋭チームの戦いを現場でお楽しみください。
見学は無料です。詳細は下記のHPをご覧ください。
【ETロボコン2010 チャンピオンシップ大会】
http://www.etrobo.jp/2010/taikai/championsip.php
※見学には事前登録が必要です!!