「Bose Museum Store」に行ってきたよ！
ここ最近の高級ヘッドホンブームの一般の方々への浸透は自分としては驚くべきものがあるのですが、オルタナティブ・ブログでヘッドホンについて詳しいエントリを書いてくださっている方と言えば、小俣さんですね。
ちなみに本日取り上げるボーズの製品ですと、量販店などでBose MIE2ｉ mobile headsetの流れをくむ製品の人気の高さに、値段もそこそこする製品なだけに正直驚くのですが、これもヘッドホンで1人で音楽を聴く文化がここ20～30年くらいで定着して、そこに質を求める層が増えてきた結果なのだろうな…と勝手な解釈をしております。
自分は聴力が大幅に減退してしまい左耳の状態は最悪ではあるのですけど、それでも圧縮音源に対してどうも懐疑的なところがあり、iPodやiPhoneで音楽を聴くことを殆どしなかったのですが、ここ最近JazzJapan誌の電子版制作で紙媒体のほうに掲載されているオーディオ機材に関する記事とかを読んだり、その記事のいきさつなどを聞いたりしていると俄然、高音質ネタに興味が沸いてきている自分がいるのですが、KLIMAX DS 294万円ど～～ん！みたいな事は自分には多分一生あり得ないと思うのだけど、SEKRIT DS-I 26万2500円なら夢じゃないかもな～～などと妄想全快なここ数日を過ごしておった訳ですが…ってあんた何人？みたいになってますけど（苦笑）んなタイミングで表参道でボーズが期間限定イベントを開くという広告が目に入ったので今日の帰りにちらっと寄ってきました。
こちらの「Bose Museum Store」はまず、「QuietComfort 15」「QuietComfort 3」の実機を体験できるのがまずお勧めで！
更にオーディオ関係に興味のある人なら、歴史的な初代モデルの展示を見ることが出来ることろがお勧め２！！
更に、更に、「VideoWave entertainment system」のデモンストレーションを体験するとこんなボーズ社の腕時計までプレゼントしてもらえちゃいます！！
展示内容についてはいろいろなオーディオ関係のサイトで紹介されている通りではありますが、もう少し踏み込んでご紹介すると、home entertainment systemのほうは、映画アイアンマンシリーズと、パットメセニーのライブ映像を使ってデモをしていて、アイアンマンシリーズでは映画の効果音の迫力だけでなく劇中AC/DCのロック炸裂してますし、メセニーのほうもアコースティックサウンドからギターシンセまで幅広いサウンドを聴かせてくれる映像をデモとして利用していて、やっぱ高いポテンシャルを持ったスピーカーを駆動させるには、音源も最高のモノを使わないとねって感じがありありで思わずニヤニヤしてしまいましたとさｗ
「QuietComfort」のテストはiPadに接続されていると音の比較ができないので、自分のiPhoneにヘッドホンをつないでチェックできたのが何より助かりました。ノイズキャンセルの効果はやはり絶大で、これで歩きながら音楽聞いてたら下手したら自分は事故に遭うだろうな…と思ったくらい。
こちらの写真は地下にセットされたボーズ社の歴代製品。ボーズのスピーカー第1号、Wave guide Speaker Technologyの解説模型、「QuietComfort」の航空機向けの第1号から現在に至るまでのモデルなどなどが展示されています。
ボーズスピーカー第1号機
wave music systemの解説模型
ノイズ・キャンセリング・ヘッドホンの開発の歴史
そして、地下の奥にはデモンストレーションブースがあって、こちらではつい先日発表されたという「VideoWave entertainment system」のデモを鑑賞することが出来ます。
ここで私が解説してしまうと来場する楽しみが半減してしまうと思うので、あえて解説は割愛させていただきますが、こちらのiPhoneの内蔵マイクで撮影・録音した映像であってもその音質の凄さの一旦を垣間見ることが出来るのではないでしょうか？
この「Bose Museum Store」は14日まで開催ということらしいので、この手に興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょう？
■オープン日時：11月3日（水）～14日（日）11:00～20:00
※金・土日は21:00まで。最終日は17:30まで。
■場所：東京都港区南青山4-21-26 RUELLE青山 C-WING 1F/B1F
最後に、自分のiPadは映像をかなりの量投入してるのですけど、これをロスレス音源にも領域を確保してあげて「QuietComfort 15」を導入したら、世界中どこに居てもすぐさま完全に音楽と映像に浸れる空間に飛び込めるのだな…と考えながら思わずニヤニヤしちゃいましたね。
P.S.
個人的に朝のラッシュ時などでヘッドホンして個人の世界に浸っている事で周囲への配慮が足りなくなっている人や、同じくヘッドホンして暴走している自転車などの存在など反対の側面の事も気になってはいるのですけど、これは利用者側の問題なので今回は触れずにおきたいと思います。