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日本人はitunesよりもかなりのAmazon好き!?

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今週人前で話さなければいけない機会があり、この週末自分用のメモとしていろいろ整理していた中身をエントリーとしてアップしておきます。

まずはお決まりパターンで日本のネットの歴史で大きなところ(と思われる)を幾つかピックアップ。

1992年 

  • 日本初のウェブサイト

1994年 

  • Netscape公開

1994年 

  • ベッコアメ設立

1995年 

  • テレホーダイ開始

1996年 

  • Yahoo! JAPANサービス開始

1997年 

  • goo / Excite 日本語版サービス開始  
  • ZDNet Japan / HotWired Japan登場
  • 価格.com設立
  • まぐまぐ
  • Yahoo!Japanスポーツ関係のニュース配信
  • 楽天設立

1998年 

  • ほぼ日刊イトイ新聞

1999年 

  • 2ちゃんねる
  • Yahoo!オークション
  • i-mode
  • P2P
  • オンライン証券サービスブーム

2000年 

  • Google日本語β版
  • ジャパンネットバンク設立
  • Amazonジャパン設立
  • イーマーキュリー設立(現Mixi)

2001年 

  • Wikipedia日本語版
  • インターネット博覧会
  • iPod登場

2002年 

  • Blog騒動
  • ebayジャパン撤退
  • オーバーチュア日本進出

2003年

  • iTMSサービス開始
  • 携帯コミック開始

2004年

  • Gmailサービス
  • Googleニュース日本語版
  • Mixiサービス開始
  • Skype発表
  • iモードFeliCa発表

2005年

  • Youtube設立
  • GoogleMap日本語版
  • ポッドキャスト
  • 電子書籍市場25億

2006年

  • Web進化論 発売
  • モバイルSuica
  • Twitterサービス開始
  • Amazonジャパン、ストアツール提供
  • 電子書籍市場165億

2007年

  • ニコニコ動画
  • キャラクター・ボーカル・シリーズ(初音ミク)
  • アマゾン・キンドル発売(米国)
  • iPhone発表
  • 電子書籍市場350億

2008年

  • iPhone 3G
  • App Store開設
  • Google ストリートビュー
  • インターネット通販(富士経済:予測)2兆1,338億円
  • モバイル通販(富士経済:予測)2,954億円

2009年

  • Kindle2発売(米国)

ここ数年で話題になったサイト(サービス)をGoogleTrendsで比較してみます。ありがちな話ですが日本を対象とした場合、blogとブログではその結果に大きな開きが出るのに苦笑しながら、ブログとmixiってのはやっぱり大きなトレンドだったのね…という感じ

Googletrend_01

Googletrend_02

個人的に今後AppleのApp Storeのようなコンテンツ流通の形態が増加していくと考えているのですが、予想外に電子書籍というキーワードでの検索があることに気がついたのですが…このエントリを書いている時点でリンク先確認したら電子書籍についてのインデックスが不足している…って出てきます、これは困った(苦笑)

Googletrend_03

なので、こちらのリンクはエラーが出るかもしれません。

Amazonは書籍だけでなくショッピングサイトとしても確固たる地位を築いているので単純比較はできないのですが、音楽コンテンツを流通させているという点でitunesと比較してみた場合にどんな事になるかというのを試してみたら、着うたと itunesって検索ワードとしては拮抗している感あり

Googletrend_04

そんでもって、上記の結果は日本を対象としたものなので、これをワールドワイドで集計してみると、

Googletrend_05

着うたの比率が下がるのは当たり前として、itunesとAmazonの開きの差が7から3.25になっているのが気になりました。電子書籍のところでエラーが出るので今後改めて結果計測してみなければいけないのですが、

楽天などの設立から10年ちょっとが経過している現在、eコマース市場は2兆円を超える規模に発展、電子書籍に関する市場も携帯コミックなどの好調な波を受け、2007年は携帯向けが283億程度でPC含めると350億規模に増加しているようで、

あくまで資料をとりまとめている段階での思いつきというか、なんとなく不安になったのはiPodが登場したのが2001年、そこからAppleは快進撃を続けていると言って問題ないと思うのですが、果たしてこれからもずっとitunes、App Storeを通じてのコンテンツ流通経路を提供し続けてくれるのだろうか?と…

ただ楽観的に考えると、Amazonがkindleを捨てる日だったり、Appleがitunesを見限るような時には、まだ私たちが思いも付かないサービスが登場している日だったりするのだろうな…と思ったりしたのでした。(この辺がガラバゴスとか言われつつも、日本の携帯で電子書籍関連のコンテンツ市場が283億からまだまだ伸びるという話になると、どうもややこしい話になってしまいそうな予感が…)

ふ~~、明後日までにまだまだ考えを整理したり、別角度からの検討、そして資料をまとめないとです(苦笑)

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