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私自身、約10年間に渡って、大手企業を中心に新規事業立ち上げの支援をしてまいりました。これらの経験を元に、難しい新規事業の取り組みについて、少しでもお役立て頂けるようなちょっとしたコツを発信していけたらなと考えています。

"変化"に 新事業の勝機有り。

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今回は、変化を切り口に ターゲット市場を探ろう!という内容です。
前回の「どんな新規事業を選択すべきか?」と ややテーマが被りますが、違った観点からお話します。
新規事業とは、あたり前なのですが、今に始まった事ではなく、昔からたくさんの人が挑戦してきました。はっきりいって、既存のモノに対しては、骨の髄まで考えつくされている感があります。変化の少ないものに対して、ゼロではないが、なかなかビジネスチャンスを見出すことは難しい。
すなわち、変化こそ、新事業のチャンスなのです。

●社会的な変化を見つける。
これは、そんなに難しく考えずに、各々の感覚で、身近な変化を見つけるのです。
例えば、ざっと、下記の様なモノ。

  • 超高齢化社会
  • グローバル社会
  • アベノミクスで景気が良くなりそう(なった?)
  • 若者の車離れ
  • 薬のネット販売解禁
  • 2020年 東京オリンピック
  • 2016年 電力小売自由化
  • ・・・


●強みとあわせて市場を探る。
変化を見つけたら、次に、自分達の強みと組み合わせて、ターゲット市場を探ります。
例えば、"IT"を強みと想定して、「東京オリンピック × IT」で考えて見ましょう。

  • これから、東京は、外国人で溢れる。
  • 街の至るところに、外国人向けの案内板が必要になる。
  • 案内は、要多言語対応。従来型の看板を多言語分設置していたら、とても場所が足りない。
  • 適宜 情報を入れ替えられるデジタルサイネージ(電子看板)に需要有り。

⇒デジタルサイネージ市場に参入しよう! (少し安易かな、、、)

●特に、規制緩和が超狙い目!
まあ、こんな風に変化を軸に、ターゲット市場を探ってもらいたいと思います。
で、その変化ですが、特に規制緩和が狙い目になります。
規制緩和から新たな市場が生まれることは珍しくありません。
ネット証券 とか LCC(格安航空会社)といったものも、規制緩和からです。
また、「2016年 電力小売自由化」もだいぶ活況ですね。既に多くの企業が市場参入を表明しています。電力市場の勢力図、現状の少数独占からだいぶ変わりそうですね。

以上、何かしら参考にして頂ければ幸いです。

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新事業推進社 エフィジェント 赤秀有為
停滞しがちな新規事業企画・立ち上げを推進支援します。

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