イントラネットでブログ
オルタナティブ・ブログをごらんの方、はじめまして。シックス･アパート代表取締役の関です。よろしくお願いいたします。
マーケティング担当の齋藤が、We[love]blog キャンペーンや、TypePadマスコット「トフ」についてご紹介させていただきましたので、本日は、シックス･アパートが初めて世に送り出した製品であるMovable Type（ムーバブル・タイプ）について、ご紹介させていただこうと思います。
Movable Typeは2001年10月に、創業者のトロット夫妻が世に送り出したブログ・ソフトです。その後、高度な機能と高い拡張性を評価され、プロフェッショナルや企業ユーザーを中心に、急速に普及していきました。日本では2004年7月に初の日本語版を提供し、特に企業ユーザーから高い評価をいただいています。
2004年終わりぐらいから、マーケティングや販促にブログを使う、という動きが本格化してきました。P&Gのブログプロモーションや、オンライン書店bk1の書評ブログなどの事例が有名になりました。
最近は、社内の情報共有にブログを活用する事例も増えてきました。特にカシオ計算機のイントラネット事例は、企業イントラネットの一部の管理を簡素化するためにブログに移行していく過程で、ブログならではの特性を見出し、活用を深めているという点で、非常に興味深いものです。
これまでも、情報共有には一般的な掲示板などを使い、消費者の反応やマーケティング、商品開発のアイデアなど、営業部門と開発部門でさまざまな情報共有を行ってきた。しかし、こうしたKMツールとは異なる魅力がウェブログにはあるという。川出氏は「出回っている多くのKMツールは、本音が書き込みにくいという性質がありますが、ウェブログだと個人のつぶやき程度のことでも気軽に書き込めます。これにより、従来そぎ落とされていた暗黙知が明らかになり、トラックバックやコメントにより情報が流通することで、新たなアイデアが生まれやすくなります」と語る。
（Blog on Businessの記事より引用）
今後は、社内の情報共有に、ブログを利用する事例が増えてくると見られます。
シックス･アパートでは、社内利用に限らず、ブログを活用する企業の事例を集めた事例サイトBlog on Businessで随時ご紹介しております。ご興味がおありの方は、ぜひ定期的にご覧いただければと思います。