2009年クラウドでの10の予測
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あけましておめでとうございます。例によって業界では2008年の振り返りと、2009年の予測ものがはやっているようです。クラウドについても少し探してみました。
米国のベンチャー企業で、クラウドの製品とサービスをやっているAppirioという会社が日本でもビジネスを始めるそうです。その会社がWebで2009年のクラウドの10の予測を出していました。全文はもとを読んでいただくとして、項目だけ日本語訳してみました。
①クラウドの集まりのクラウドが広がる。但し、オープンプラットフォームを中心として。
②Microsoft Azureは、せいぜいExchangeのよりよいプラットフォームになる程度だろう。
③Google Appsが見直され企業への採用が倍加する
④主要なSaaS1.0企業が行き詰る
⑤サーバーを保持しない1000人以上の企業が現れる
⑥プライベートクラウドの増加と減少
⑦Business Intelligenceが次なるSaaS化が進む分野となる
⑧SAPまたはOracleがPaaS競争に入ってくる
⑨企業がソーシャルネットワークの効果的な使い方を理解する
⑩Force.com上で少なくとも1億ドルを稼ぐソフトウェアが現れる
このAppirioという会社はSalesforceのForce.com上でのアプリケーションを何本もヒットさせているようですので、上の予測もSalesforceよりのように思えます。賛否両論ありそうですが、クラウドが発展する一つのシナリオのあり方としては参考になるのではと思います。特定の項目についてはまた考えてみたいと思います。
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