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単に物を売るのではなく、どんな「体験」「物語」を提供できるのかが大事

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3月29日、東京都杉並区阿佐ヶ谷に、
「阿佐ヶ谷アニメストリート」がオープンするそうです。

物販ではなく、体験を重視:「秋葉原に負けない聖地に」――JR高架下に「阿佐ヶ谷アニメストリート」が生まれるワケ (1/4) - Business Media 誠

一般社団法人自分史活用推進協議会の名誉顧問で、
デジタルメディア研究所代表の橘川幸夫さんが商店会長に就任されるそうで、
上の記事でもコメントを出していました。

記事のタイトルにもあるように、物を売るより「体験」を大切にしたいそうです。
記事の一部を引用します。

阿佐ヶ谷アニメストリート独自の魅力を打ち出すにはどうしたらいいか。鴨志田氏は、「物を売るより『体験』を大切にしたい。その方がリピートを期待できる」と力強く答える。(中略)

「確かに、集客数を重視し、物販中心の事業計画を練っているテナントもあるでしょう。でも、基本的には商店街のコンセプトはしっかりと理解したうえで入居していると思う」(鴨志田氏)

「プロフェッショナル、アマチュアを問わずアニメにかかわる人が集い、プロとアマ、アマとアマ、プロとプロといった、横のつながりを作れる場所に育てたい」(橘川氏)

成長時代から成熟時代に入って、
「モノ」から「ココロ」の時代になったということは
かなり前から言われていますが、
やはり今の時代は、単に物を売ってお金を儲けるというのではなく、
どんな「体験」や「物語」を提供できるかが
大事なのだなと改めて思いました。

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