情報発信する際に、何を言わないかを決めておくことが重要
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日経ビジネスオンラインに載っていた、アマゾン・ドット・コムCEOのジェフ・ベゾス氏のインタビュー記事を読みました。
「顧客中心」と言い張る企業の“嘘”を教えよう:米アマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾスCEOインタビュー(前編)
「日本での電子書籍事業開始は年内早期に発表する」:米アマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾスCEOインタビュー(後編)
内容自体も興味深いものでしたが、強く印象に残ったのがベゾス氏がインタビューに答える姿勢で、話をしない内容を明確に決めていて、それについてはどんなに記者が突っ込んで聞こうとしても話そうとしないところです。たとえば、日本ではキンドルがいつ発売されるか聞かれても、将来のロードマップについては話さないことにして、「年内の早い段階に新しい情報をお伝えしますとしか言えません」と答えていて、アップルや楽天のことをどう思うか聞かれても、「私は、ほかの会社について話さないことをアマゾン全体の慣習にしています。そしてこれは良い慣習だということも実感しているんです」と答えています。
情報発信するときに、何を言わないかをきちんと決めておくことが重要だということを、このインタビュー記事を読んでいて、改めて感じました。これはブログやツイッターなどのソーシャルメディアでもそうですね。私は、ソーシャルメディアでは基本的にネガティブなことや単なる批判、愚痴などは書かないようにしていますが、何を書かないか明確に意識しておくことは大事だと思います。
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