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黒柳徹子さんが語る「死ぬまで病気しない方法」

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朝日新聞のサイトに、黒柳徹子さんのインタビュー記事が載っていました。

トットちゃんが語る「生と死」

この記事の中に、黒柳さんがまだ若いときに過労で入院したときの話がありました。

1カ月後に退院するとき、「先生、私死ぬまで病気したくないんですけど。どうすればいいんですか」って伺ったら、「好きなことだけやって生きていきなさい」っておっしゃったんです。「え、好きなことだけやって生きていくっていってもお金ないし」って答えたら、先生が「誰が遊んでなさいって言いましたか。自分が進んでやる仕事を選べば、疲れても寝れば肉体は治る。でも、嫌な仕事なら、嫌だなって思いが残ってよくない。それで病気になると僕は思う」とおっしゃったんです。ストレスという言葉がまだない時代にです。

それで、マネジャーと相談して、とにかくちゃんと寝られる生活にして、やだなって思ったり、いじめられるような人がいるところには、できるだけ出ないようにしました。いろいろと自分で選んで。選んだ以上は一生懸命やるんですけれど。それから50年ぐらいになりますが、一回も自分の都合で休んだことはないです。

私は子供のころから喘息の持病があって、大人になってから一度喘息をこじらせて入院したことがありましたが、それ以外は多少風邪をひく程度で、病気で学校や仕事を休んだことはほとんどありません。これまで健康でやってこれたのは、できるだけ自分の好きなことをやるようにして、ストレスをためないようにしてきたからではないかと思っています。

ここしばらくは健康診断も受けたことがありません。健康かどうかを気にしすぎると、逆に健康に悪いと思っているからです。もちろん人によって考え方は違うので、健康診断は受ける必要はないと言うつもりはありませんが、「なるようになる」と達観したほうが、楽しく生きていけるような気がしています。いずれにしろ、自分の好きなことだけやって生きていけるようにしたいですね。

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