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中小企業のWebサイトとメールは無料でOK (2)

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Microsoft Office Live Small Business(以下、MS OLSB)を利用するためには、Windows Live IDが必要です。この時に使ったWindows Live IDが、Webサイトやメールの管理者になりますので、名前やパスワードの付け方に注意してください。

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MS OLSBにログインすると、ホームページが表示されます。

独自ドメインを取得する場合は、「Webアドレスを取得する」から希望するドメインを申請します。独自ドメインの取得は有料のオプション(1年あたり2,020円~9,440円)です。.com、.info、.net.、.org、.jpが取得できます。独自ドメインを使わない場合は、WebサイトのURLは、http://www.xxxx.kurabu.officelive.com/ のような形式になります。XXXXの部分は自分で指定できます。

URLが決まったら、「Webサイト」-「Web サイトをデザインする」からWebサイトを作成します。

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最初に「サイトデザイナ」タブの「テーマ」から、テンプレートを選択します。

業種別になっていますが、用意される写真が違うだけで中身は基本的に一緒です。写真は後から自分で用意したものに差し替えできますので、適当なものを選択します。

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次に「スタイル」からトップページの見出しのデザインを選択します。

さらに「ナビゲーション」でメニューの表示する位置(左側、上側)を選びます。「色」で配色を選択して、Webサイトの基本は完成です。

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この後は、各ページを追加していきます。MS OLSBに一般的に必要なページのデザインテンプレートが用意されています。使いたいテンプレートを選択して、Webサイトに追加していきます。ページがメニューに表示される順序は「ページのプロパティ」で設定します。

Webサイトの文字情報や画像を自社のものに入れ替えれば、Webサイトは完成です。サンプルサイトはこちらです。

テンプレートであるため自由度の制約はありますが、初心者には使いやすいと思います。HTMLのスキルがなくても、パワーポイントを使えるユーザであれば、簡単にWebサイトを作ることができるでしょう。

スキルがあるユーザは、テンプレートを使わずに自分で作ったHTMLをアップロードする使い方もできます。

Webサイトは作りたいけれどプロに頼む予算がない、という中小企業にお奨めします。

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