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人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

受付に半日座ってみれば・・・

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新入社員研修の一環で、顧客の新入社員が、当社にアポを取り、約束の時間にリアルに訪問してくるというプログラムを実施しました。

私は、受付にいて、来客を取り次ぐという役回りで、朝からずっと受付に座っていました。

当社の受付は基本的に無人です。内線電話が置いてあるタイプです。

そこに私が腰かけ、新入社員が来られる度に用件をうかがい、会議室にご案内し、打ち合わせが終わって辞去される場面でお見送りをする、というのを何度も繰り返しました。(何組も来られるからです)

プログラムの詳細は省きますが、受付に座っていると、前を通る同僚がいろんな声をかけるのでなかなか面白い。

他のチームメンバは、たいてい、びっくりしていったん立ち止まり、「ん?」・・・「あぁー」・・と納得。二度見する同僚もいます。

社長は、「ん?淳子さん、何してるんですか?」とびっくり眼で立ち止まりましたし、副社長は、「珍しい絵ヅラだなあ」とにこにこ通り過ぎました。

同じグループの同僚には、

「昨日、今日と、うちの受付、高齢化してますね」

と一言。(昨日も同じプログラムが走っており、私よりさらに年齢の高い講師が受付に座っていたのです)

・・・・

研修でできるだけリアルな体験を、ということで実施しているこのカリキュラム、迎え入れる側もなかなか刺激的な経験になっています。

いつもと違う役割、いつもと違う場所、いつもと違う目線から見る何かというのは新鮮です。

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