事実、日本では筋肉は受け入れられていません。じゃあ、どうする?
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昨日は統一地方選でしたね。
僕が応援していた2人は、どちらも当選を逃しました。残念です。
選挙もマーケティング戦略が重要です。持っている資源をどこに費やすか。資源の投入先を誤れば、当選は難しいでしょう。
選挙の場合は短期戦なので、整合性や一貫性まで厳しく問われることは無いように思えます。なぜならば国民は個々の政策を理解するどころか、何を掲げているのかも知らない人が多いからです。
「当選するために、何を行うべきか?」について優先順位を高くした人が勝つ確率は上がるでしょう。
前置きが長くなりましたが、我々フィットネス業界でも同じように、
マーケティング戦略を無視した議論が度々起こります。
①日本はフィットネス後進国だ
②筋肉がアメリカのように受け入れられないのは、日本人の知識不足だ
③日本では正しいフィットネスより、キャッチーなダイエットが流行っているが、正しいフィットネスを広げよう
①は事実
②は自己正当化
③は外部環境無視
僕らがどう思おうが、事実は変わらない。
変わらない事実に適合するべく自分を変えるか、変わらない事実を変えようとするのかのどちらかである。
職人の世界ではありがちな「正しい○○」
本来こうあるべきであるという考え方
そんなことよりも、
①外部環境を分析して、
②自分の強みを活かせる施策を立てて、
③勝てるセグメントで施策を実行する
こういったマーケティング戦略思考を持って取り組んではどうか?
優秀なフィットネストレーナーは日本中に溢れているだけにモッタイナイ状況だ。
我々は今回、フィットネスとITを組み合わせて新しい取り組みを始めている。
YouTubeを活用した取り組みだ。
常に外部環境に適合しながら姿を変えていかなければならないのは、どの業界でも同じ。
グローバリゼーションでは職人も一流のマーケターにならなければならない。
P.S.
ちなみに日本では筋肉は流行らない。流行っているのはヨガとストレッチ。
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