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gooのWeb型RSSリーダーは、僕にとって迷惑でもあり、有り難くもある。

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gooがWeb型のRSSリーダー(PC/ケータイ版共)を発表した。しかもFeedを読んで、そのままgooブログに投稿できるようにすることも検討しているという。どこかで見た機能だ(^^;)。詳しくはこちら

gooの発表は僕の本業であるプロジェクトに真っ向から対抗する、まさしくベンチマークの相手の一つになる。その意味では、困ったな、と口の中が少し苦い感じを覚えたりする、本音ベースで。

しかし、同時に非常に歓迎もしている。それは、gooという、一般的には大衆相手のポータルサイトとして知られるメジャーなサービスの中で、AjaxなりDHTMLなりを使ってドラッグ&ドロップなどのリッチインターフェイスを採用した高機能、ハイエンド的なサービスが登場し、それもRSSリーダーというITリテラシーがそれなりに高い人向けのツールを市場に送り込んでくれることによって、僕の啓蒙活動というか開発環境の改善を後押ししてくれると思うからだ、率直ベースで。

新しいツールを作ろうとすると、それが革新的であればあるほど、その成功を周囲に確信させることが難しい。説明コストが非常に高くつくのである。競合がいない市場に参入することは本来リスクが少ないはずだが、なぜか非常に勇気がいる。そこに市場があることを証明しなくてはならないからだ。その証明の根拠の一つとして、今回のgooの参入は歓迎している。

[追記]
gooブログの村井さん、橋本さんと会食の機会を得たので、上述の通りに伝えたところ、期待通り笑ってうなずいていただけた。嬉しい。

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