Google with Sun beats MS...
GoogleとSunの提携は、僕にとっては大きな驚きだった。
もちろんGoogleのCEOが元Sunであることは承知しているし、敵の敵は味方、とよく言うように、SunとMSは、最近冷戦緩和されたとはいえ仇敵同士であるし、GoogleとMSの争点については僕も含めて多くのBlogger達が好んで語っている通りである。
その内容についてはITmediaの記事を参照されたいが、現時点ではGoogle Tool BarをJava Runtime Environmentのオプションとしてダウンロードできるようにするというコトに過ぎないが、多くの人が深読みするように、Sunのオープンソースオフィススイート（=MS OFFICEと同様のツール）をGoogleのWebプラットフォームから使えるようにする、というビジネスモデルが裏に控えているように誰しも思う。日本では企業向けASPはほとんど利益を生めないでいるが、アメリカではSalesforce.comが営業支援ツールのASPを成功させており、この分野に両社が本気になって取り組めば、MSのドル箱であるMS OFFICEを市場から駆逐することも夢ではなくなると、皮算用していることは十分あり得るのである。
しかし、知っての通り、このモデルに関する発表は無かった。MS側のコメントもまだ無いようである。後はここ数週間の両陣営の動きを見守って推察するしか無い。
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GoogleとSunが企業向けアプリをWebプラットフォームから提供することを計画した場合、市場から駆逐されかねないのは、なにもMS OFFICEだけではない。グループウェアや、最近多くのベンチャーが参入し始めたイントラブログツールなども”軽くヤバい”どころの騒ぎではない。大きくなりすぎたGoogleは、ほんの少し触覚を動かしただけで市場を揺るがす存在になった・・・。