成長する企業にはチームコラボレーションあり!サイボウズGaroonのSpaceが面白い。
まずはこの動画をご覧ください。今日12月5日に行われたサイボウズの新製品の「Garoon on Cybozu.com」のコンセプトムービーです。
YouTube: Garoon on cybozu.com コンセプトムービー'11
10月にサイボウズOffice9、11月にCybozu.comから提供し始めたサイボウズが、三ヶ月連続で製品リリースしました、最近のサイボウズからは、アクティブな姿勢を感じます。今日、リリースされた「Garoon on Cybozu.com」は、大規模グループウエアのGaroonがクラウド対応したものです。「お手軽 広がる 繋がる」という「がる」からネーミングされた大企業向けのグループウエアGaroonですが、今回の「Garoon on Cybozu.com」のコンセプトは「チームコラボレーションを実現するエンタープライズグループウエア」だそうです。冒頭のコンセプトムービーからも、このコラボ感が伝わってくるのではないでしょうか?
なぜ「チームコラボレーション」がコンセプトなのでしょうか?今日、行われた発表会でのサイボウズ青野慶久社長のプレゼンが面白かったので、以下、簡単にご紹介します。
サイボウズの問題意識は日本企業の閉塞感だそうです。この20年間、日本は不況で悪い話が多かったですが、中には元気に成長している企業もあります。サイボウズの青野社長によると、それら成長している企業の共通点は、チームコーラボレーションが組織横断で行われていることだそうです。
そのチームコラボレーションの代表例は、高速コンピュータ「京」。高速コンピュータの「京」の成功は、実は開発担当だけで成し遂げた訳ではありません。組織を横断した多くのメンバーのチームコラボレーションによって、大きな成功を勝ち取ったのです。この「京」のプロッジェクトが、「事業仕分け」による予算削減でつぶされないように、例えば、PR担当者は「京」を話題作りで盛り上げました。なんと神戸新交通ポートアイランド線(ポートライナー)に「京コンピュータ前駅」という駅名までつけてプロジェクトを話題にしたそうです。詳細はこちらから。
本日、リリースされた「Garoon on Cybozu.com」ですが、この組織のコラボレーション支援する「SPACE(スペース)」という機能が追加されています。「SPACE(スペース)」は業務遂行に必要なディスカッションスペース、共有ToDo、ファイル共有、業務アプリケーション(kintone)を一画面に集約し業務を効率化します。この「SPACE(スペース)」を活用すれば、プロジェクトに関連する情報が一か所に集約されていきますので、ノウハウを着実に蓄積・伝承することも可能になるのです。
また、今回の「Garoon on Cybozu.com」には「V-CUBEミーティング」もオプションとして追加されています。国内 3,000社に導入されているWeb会議サービス「V-CUBE ミーティング」を「cybozu.com」で利用できるようになったのです。