シェアの法則とシンガポールのFacebook普及率から考えた事
アメリカのネット人口は2億人と言われています。
そのうちの約1億6千万人がFacebookユーザーです。
アメリカでは、最早Facebookがコミュニケーションプラットフォームになっています。
Googleも猛烈な勢いでGoogle+の普及を図り、アメリカではなんとTVCMをオンエアーさせ始めました。
日本でも500万人以上が使い始めたFacebookですが
実はアジアの中で、日本はソーシャルメディア後進国なのです。
ネット人口に対するソーシャルメディア普及率が最も低い国のうちの一つです。
逆に、最も利用しているのがシンガポールです。
普及率はアメリカ並みで、ネット人口の75%以上の人々がFacebookを使っています。
シンガポールが英語でのコミュニケーションに長けている事が理由かもしれません。
Facebookで世界中に情報発信する力もシンガポールは備えているという事ですね。
Comscore Media Metrixの2011年3月調査(アウンコンサルティングサイトより引用)
ここで、マークザッカーバーグの言う「シェアの法則」を思い出しました。
「Facebook上の一人当たり情報共有量が年間2倍になるという」ものですが
シンガポール国民の情報量は間違いなく、この「シェアの法則」から考えれば
日本より遥かに凄いものになります。
そして、彼らは日本人とは違い、英語を使いこなしているのです。
前回のブログで金融、経済、貿易、空港などのハブにシンガポールになり始めていると書きましたが
Facebookの普及率を考えると、シンガポールはソーシャルメディア上での
アジアのハブになっていると言えるかもしれません。
情報シェアという21世紀型の競争がFacebookで行われるとしたら、日本は危ういなとこのデータを見ながら思いました。