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Windows Phone 7 の開発環境も完成・公開

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昨日は Internet Explorer 9 Beta の発表と公開がありましたが、今日は Windows Phone 7 の開発ツールの完成と公開です。

Windows Phone Developer Tools RTW

ちなみにWindows Phone 7の完成はRTM(Release to Manufacture) つまり製造工程に向けた完成リリースでしたが、今回は Webに向けた完成リリースなので、RTW(Release to Web)になっています。

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■Windows Phone Developer Tools RTW のダウンロードとインストール

このインストーラーはブートストラップだけで、ここからすべてのインストールファイルをダウンロードしながらインストールします。もし、インストーラーファイルを自身でもっていたいときは .iso ファイル が用意されているのでこちらを使いましょう。CDR/DVDRに焼くのもよし、Virtual PCに読ませてもよしです。

さて、この開発ツールには以下のものが含まれています。

  • Visual Studio 2010 Express for Windows Phone
    • Windows Phone Emulator Resources
    • Silverlight 4 Tools For Visual Studio
  • Microsoft Expression Blend for Windows Phone
  • XNA Game Studio 4.0

このあたりの構成は beta 版と大きく変わってはいませんが、今回のバージョンでは、Visual Studio 2010 の製品版がインストールされている環境では、そこにアドオンとして組み込まれるようになっています。といってもこの話は英語版のみの話です。日本語版の Visual Studio 2010 が入ってもアドインテンプレートはインストールされません。

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インストール前にはきちんとベータ版の開発ツールのアンインストールをしておきましょう。そうしておかないと、このように怒られてしまします。

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■今回追加されたコントロール

今回の開発環境で追加された、いくつかのコントロールがあります。それがパノラマコントロールピボットコントロールです。

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Windows Phone 7 のハブを構成しているのがパノラマコントロール、メールなどで使われているのがピボットコントロールです。どちらもタブコントロールの一種のようなものですが、見せ方が変わることでまた違ったコントロールに仕上がっています。さらに、Bingマップコントロールも追加されました。

また、開発したアプリケーションを Marketplace にアップするためにはこのRTWバージョンで開発しないといけません。

 

■Microsoft Advertising SDK for Windows Phone 7

そしてもう一つ、今日公開されたものがあります。それが Advertising SDK for Windows Phone 7 です。

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Microsoft Advertising SDK for Windows Phone 7

Windows Phone 7 のアプリケーションの中で広告用のエリアを作り、広告収入を開発者が得られるためのAdサービス用の組み込み環境です。ようやく Windows Phone の機能として提供されることとなりました。

 

■Windows Phone 7 Training Kit for Developers – RTM Refresh

さらにもう一つ、今日公開されたものがあります。それが 開発者向けのトレーニングキットです。

Windows Phone 7 Training Kit for Developers - RTM Refresh

Silverlight 用のトレーニングキットと、XNA用のトレーニングキットがあります。一見3つのトレーニングキットがあるように見えますが、Silverlight 用のもの、XNA用のもの、そして両方入ったものという構成です(ファイルサイズを見るとすぐにわかるでしょう)

パノラマアプリ、ピボットアプリを作る方法や、Expression Blend をつかって開発する方法、タスク切り替えに対応した実装、Silverlight アプリケーションのパフォーマンスチューニングなど、さまざまなないようがもりこまれています。

開発される方はこちらもチェックです。

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