保険金と保険料はどう違うのか
初めまして。
今月から誠ブログに執筆させていただきます「しごとにん」と申します。日本人の8割以上が利用していながら、内容を把握していない方がほとんどと思われる生命保険について、なるべく分かりやすい言葉、文章で書いていきたいと思います。
・保険金と保険料はどう違うのか
今回は第1回目ということで、基本の基本について触れたいと思います。
保険金と保険料というとても大事なお金にかかわるふたつの言葉がありますが、この違いがお分かりになりますでしょうか?
業界にどっぷりつかっていると、保険金と保険料の違いなど当然理解しているものと思い込んで話を進めてしまいますが、実は一般の方の恐らく半分以上は明確に認識していないようです。
それでは説明します。
保険金:保険会社から保険金受取人に支払用件に該当した際に支払われるのが保険金。
生前に支払われる場合は「給付金」と呼ばれることもある。
保険料:お客様が保障に対して支払うのが保険料。共済などでは「掛け金」とも言う。
簡単に言えば、保険会社からもらえるのが保険金で、お客様(契約者)が保険会社に支払うのが保険料です。厳密には保険会社から支払われるものに、保険契約を解約して際にもらえる(必ずもらえるとは限りませんが)解約返戻金がありますが、これは保険金ではありません。
知っている方にとっては、野球で言えば「捕球」と「送球」、相撲で言えば「寄り切り」と「はたきこみ」ほどの違いと認識して間違えることはありませんが、門外漢の人から見れば、保険金と保険料は紛らわしい専門用語となります。
今回は軽いジャブですが、これからも分かりづらい、紛らわしい専門用語や保険業界、商品の特質や仕組みなどを取り上げていきますので、お気軽に「生保のトリセツ」としてお手にとって見てください。
また、取り上げて欲しいテーマがあればコメントなどでリクエストしてみて下さい。可能な限りお答えしていきたいと思います。
それでは、今後とも宜しくお願いいたします。