秋の夜長に折り紙を…
おっと、7月以来の更新…すみません。
私が担当した、今日見本が届いたばかりの本2冊を紹介します。またまたITとは関係ありません(笑)。
『つつむくらし』
Sbcr Shop / Amazon
『つつむこころ』
Sbcr Shop / Amazon
小林 一夫 監修
2007/09/28
税込価格 1,365円
折り紙(一部ふろしき、布)の活用本です。
折り紙といっても、ターバン野口とかじゃありません。
また、いわゆる、子供向けの折り紙ではありません。
ちょっとした器とか、お皿とか、キッチンウェアとか、
ボックスとか、はたまたラッピングとか、包みとか、
生活に役立つ雑貨や小物が作れちゃう本です。
だから、紙のサイズは、作品によって、いろいろですね。
原稿チェック作業の過程で、実際に折り紙で折りながらやってたので、
こーんなの(難易度B)や、
こーんなの(難易度C)や、
こーんなの(難易度E)が、
何も見ないでも折れるようになりました。(難易度は自分内設定)
飲み会でモテないかしらん?(笑)
実際には、こうしたラッピングペーパーとか、和紙とか、きれいな紙で作るとよいと思います。
簡単なところでは、お客様をうちに呼んだときに、こんな手作り箸袋でお出ししてみては、いかがでしょう? 紙を選ぶ楽しみも、また一興です。
『つつむこころ』の方には、いまプチブームになっている「風呂敷包み」も含まれてます。
風呂敷本って、あらゆる包み方が載っていますが、でも、実際日常で使える包み方って、意外と限られているのではないかと思うのです(絵画包みといっても、絵画なんて普通の人はなかなか包みませんし)。
『つつむこころ』には、買い物バッグに応用できる風呂敷の包み方をはじめ、“使えるもの”を厳選して、盛り込んだつもりであります。
監修は、おりがみ会館の小林一夫先生。
そう、「おり神さま」と慕われているらしい、あの小林先生です。
余談ですが、私が編集者をしてる理由の8番目くらいには
「紙が好き」だからってのもある。
印刷したてのインクの匂いとか、結構好きなのです。
子供のころ、広辞苑のページ開いて匂いかいだり、お年玉のピン札の匂いかいで、喜んでいました。そういう方って、いませんかねぇ…(笑)
手を動かして、こんな身近な折り紙雑貨を作ってみるのも、楽しいですよ♪
また、贈り物をするとき、お店の包装だけでなく、ちょっとした包みに気を配れば、真心を伝えられます。
書店に並ぶのは10月に入ってからかもしれません。
写真もキレイなので、ぜひお手にとって見てくださいね。