密教はドラッグよりハイになる!?
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連休があけました。
そろそろ、本の紹介をしないと、ブログの存在的にマズいような気がしてきましたので、まずは身近なところから、私の隣に座っている織茂さんが最近担当した新書を、紹介してみましょうか。
『「空海」の向こう側へ―現世を生き抜くための密教のすすめ―』
山川健一 著
2007/05/15
税込価格:735円
タイトルはなかなかお堅いですが、目次を開くと刺激的なことこの上ないです。
「若き日の空海は大麻をやっただろうか?」
「真言密教、ドラッグよりハイになれますよ」
「セックスの快楽は菩薩の境地にある」
どんな本なのか、織茂さんに聞いてみました。
「空海の本ってのはさ、司馬遼太郎や夢枕獏、三田誠広まで数々の作家が論じてきたわけなんだけれども、おそらく最も遠い世界に位置する著者が語った空海の本だと思うね。」
カウンターカルチャーに造詣が深く、ロック世代の旗手といわれる山川氏が、なぜロックから空海へと行き着いたのか? マジメな仏教論と違い、作家自身の個人的体験から語られていて、入門書として最も入りやすい。
ふと「生きるのがしんどいな」と思ったときに読んで欲しい本。
だそうです。
そんな織茂さんは、いつも何かに追われているようです。
そして、そこはかとなく自虐的です。
「遅れてるのはどうせ僕が全部悪いんだよ……ブツブツ」
「いえ、すべて私の不徳のいたすところで……ブツブツ」
とまぁ、なんだかんだ言いながらも、
Web 2.0から空海まで(!?)、幅広くテーマを切り開いていくのには脱帽です。
ジャーナリズム精神旺盛の、社会派編集者であります。
「空海」の教えを胸に、これからもがんばってくださいよ!
*著者、山川健一氏のブログ
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