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大分のホテルにみる傍目八目

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昨日の続きで、大分ホテルの話を。

最近、大分市内では、景気が良いせいか
ホテルの予約が取れないことが数多くあります。
こうした状況を受けて、この2,3年で、大分市内では
ビジネスホテルが、数多く新たに開業しています。

大分にとっては景気が良いありがたい話であり、
また、新規開店が相次いでも、ホテル不足は解消
されきってはいない状況なんですが、果たして、
こんなにできてホントに大丈夫なんでしょうか?

大分には、キャノン、東芝、ダイハツなどなど、
多数の大手企業が工場を立地していただいており、
ビジネス需要が高まっていることは事実です。
銀行の方にお伺いしたところ、「あえて、地方に営業所を
置かずに、出張で対応する企業さんが増えている」という
話も背景にあるようです。
(あと、来年は大分で国体があり、その準備関係のイベントが
多いと言うのもあるそうです)

ただ、どう考えても、地方都市の一つである大分で、
ホテルが、2,3年の間に片手以上、建設されている
というのは、異常に思えてなりません。
ただ、現場の当事者は、周囲との競争や現在のマーケティングデータ
から考えて、イケイケドンドンで事業をしているんでしょうね。

私の予想が当たるのかどうかは分かりませんが、
私も、自分のことになると、イケイケになる傾向にあるので、
傍目八目で、モノを見る視点が必要だなぁと
(大分でのホテル予約に苦しみながらも)思う今日この頃です。。。

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