風邪をひかない

最近、風邪がはやってます。
私を筆頭に、社内で、咳をゴホゴホ
している人が増えています。

私の尊敬する鴻上尚史さんの話で、
「風邪をひかない」というのがあります。
彼が大学演劇部時代、劇で主役を張る予定の
人が公演直前に風邪をひいてしまい、
役を奪われてしまったそうです。
その結果、それまで彼にあったオーラや、
「将来、この劇団は彼が率いるんだろう」といった
期待が一瞬にして消滅し、輝きを失ってしまい、
その後、彼は演劇部を辞めることになったそうです。
そのため、彼の劇団では、伝達事項で、
「風邪をひかないようにしましょう」ではなく、
「風邪をひかない」と断定するのだそうです。
（今風に言うと、一種のコミットメント効果だったりしますね。
また、最近だと、「風邪」というネガティブワードも使うべきでは
ないのかもしれませんね。）

仕事でも、修羅場のときに、「いるかいないか」って、
信頼感を作るときに大きいですよね。
気を張っているときには、風邪を引かず、プロジェクトが
終わった瞬間に風邪を引くことってよくあると思います。
つくづく、「病は気から」っていうことでしょう。

ということは、今、私が風邪を引いているっていうことは、
少し、仕事が一段落なのでしょうか？？　
あんまり、そんな気もしませんが。。。