インドに来ています

開発チームのキックオフに参加するためにインドのムンバイに来ています。
受験の時には「ボンベイ」で覚えていたのですが、95年に今の名前に変わった
そうです。

世界中の開発拠点からマネージャーレベルが集合しての3日間、午前中は
少数のテーブルにテーマごとに分かれたディスカッション。午後は全員
集合してのキーノートという形式で、私は（いちおう）日本代表ということで、
他のAPJ代表と一緒に全員の前で壇上にあがってパネルディスカッションに
参加しました。

発表された内容はもちろんここでは残念ながらご紹介できないのですが、製品
ロードマップや方向性、プロトタイプのデモなど、ローンチが待ちきれない
いろんなアイディアや計画があり、開発部隊の意気込みが強く伝わってくる
内容でした。

こうしたセッションで得られる情報もさながら、大きい収穫だったのはやはり
現場の開発者とのコミュニケーションです。特に「日本から来た」というと、
みな自分の製品がどう使われているのか？どんな機能が必要とされているのか？
ということを質問してきます。

一方、彼らの発表の中で言及される「Customer」の認識がざっくりだなぁ、と
いう印象も受け、そこはもっとマーケティングの人間として彼らとコミュニケー
ションをとって、フィードバックをしていきたいと思いました。

開発の現場と市場を結びつけるというミッションは、プロダクトマーケティングの
重要な役割であり、また、他にはないこの職務の醍醐味の1つだと思います。
市場に伝えるべき数多くの開発現場のExcitementに触れることができ、非常に
有意義な3日間でした。