プロダクトマーケティングとは

様々な「マーケティング」がある中で、プロダクトマーケティングは
その名のとおり、製品のオーナーシップを持った活動を行います。
会社によって、担当製品1つだけのこともあれば複数持つ場合もあります。

よく、プロダクトマネージャーとプロダクトマーケティングマネージャーの
違いを聞かれますが、前者は製品開発がメインなのに対して、後者は
ビジネスよりです。プロダクトマネージャーは製品仕様や機能追加、出荷
スケジュール等に責任を持つのに対して、プロダクトマーケティング
マネージャーは市場へのメッセージやプロモーション、販売政策などに責任を
持ちます。もちろん、製品のポジショニングや提供するバリュー、ロード
マップ等については、両者は密にコミュニケーションをとり情報共有をする
必要があるので、責任範囲として重なる部分も小さくありません。プロダクト
マネージャーがプロダクトマーケティングマネージャー的な役割を負うことも
あります。またビジネス的な責任を負う人をブランドマネージャーと呼ぶ
場合もあります。

実は私も以前はプロダクトマネージャーで、USのカウンターと仕事をしていた
のですが、それでは負担が大きすぎるということでビジネス的な面を担う
プロダクトマーケティングマネージャーが別にアサインされました。
それに伴い、私の肩書きも変わったのですが、日本は人が増えたわけでなく
一人で両者のカウンターになってしまい、仕事が2倍になった気分でした（笑）。

とはいえ、明確な定義があるわけではないので大まかこんな感じ、くらいに
考えておいていただいて、具体的になにをやっているかという話に入って
いきたいと思います。