オルタナティブ・ブログ > 広報コンサルティング+ライターで独立しました >

メルコの広報→イーレッツの面白グッズ担当?を経てiPRを設立

3月に購入した本

»

3月に購入した本をご紹介します。
東洋経済とかの雑誌もありますが、本日紹介するのは
●図解 内部統制のしくみがまるごとわかる ナツメ社
●虚構 堀江と私とライブドア 宮内亮治 講談社

P1020048

「内部統制…」は仕事のために購入しました。私は独立したての個人事業主ですから2008年から上場企業に義務付けられる日本版SOX法には無縁ですが、広報活動をお手伝いする案件が日本版SOX法関係でしたので一冊買ってきました。私自身が実務をする訳ではないので、広報文やアピールポイントを絞り込むためにアウトラインが理解したかっただけですか、なかなか難解で少々苦労しました。
粉飾決算や情報漏洩などを背景に企業の内部統制を求める声が高まっています。上場企業の方はこれから2~3年は特に大変そうだと思われます。チョット思い出したのはISO9000が始まった頃です。もう20年ほど前でしょうか。その頃はミツトヨという精密測定機メーカーに在籍しておりましたので納入した測定機の定期検査とか恩恵があったと記憶しております。ISO9000と日本版SOX法の大きな違いの一つは、ISO9000が自分の意志で手を上げて取得するのに対し、日本版SOX法は全ての上場企業が義務であることだと感じています。
既に米国で経験済みの企業もあれば全く手付かずの企業もあるでしょう。3月決算の会社は後1年を切っています。費用負担も億単位になる企業も少なくなさそうですし、今年後半にはかなり大変なことになりそうで心配です。

もう一冊「虚構」は偶然ですが「内部統制…」の対抗する位置にある内容です。粉飾決算の内部事情が詳しく書かれています。購入したきっかけは先週の週刊現代の記事でこの本のダイジェストを読んだことで、“まんまと乗せられた”って感じもしますが買ってしまいました。
私がオンザエッジ(現ライブドア)に初めて行ったのは5年くらい前でしょうか。渋谷警察の裏の方の森ビルにオフィスがあったの頃でした。イーレッツの製品、特に線上のメリークリスマスはかなりの台数を売っていただきました。Lindows(←懐かし~…死語かも…失礼)を静音PCに組み込めないか交渉に行ったり、広報でライブドアニュースにもお世話になったり、なんとなく親近感もあって楽しく?読める一冊でした。もちろん最終判決は出ていませんし、ここに書かれていることが全て真実ではない可能性はありますがお薦めの一冊です。

Comment(0)