謎の円盤UFOとクンタ・キンテのルーツ
タイトルの「謎の円盤UFO(ユーフォーではなくユーエフオーと呼びます)」やクンタ・キンテを見て反応するのは40代以上の方でしょうか。
9月2日からスカパー!のスーパーチャンネルで「謎の円盤UFO」の放送が始まりました。平日朝7時から1時間の放送で10月上旬まで全26話が放送されます。DVDボックスで販売されているデジタルリマスター版(←ボックス2つ揃えると5万円です~)と同じ内容で当時日本放送時にカットされた部分を復元し一部字幕で補った完全版です。
懐かし~
制作はあのサンダーバードと同じジェリー・アンダーソンでスーパーマリオネーション(人形劇)ではなく実写です。放送は1970年、私が小学4年生の頃ですが、もしかすると中学くらいに再放送で観ていたかもしれません。
“1980年、すでに人類は地球防衛組織シャドー(S.H.A.D.O.)を結成していた。シャドーの本部は、イギリスのとある映画会社の地下深く秘密裏に造られ、沈着冷静なストレイカー最高司令官のもと、日夜謎の円盤UFO(ユーエフオー)に敢然と挑戦していた。”
ってナレーションで始まるオープニングがカッコイ~。放送当時は遠い未来の話しのはずだった1980年は既に25年も昔ですが、アポロが月に行ったり、大阪万博で月の石が展示されたり、今想えば当時はUFOモノの特番が時々放送されたりと多くの子供はUFOが本当に地球に来ていると思っていたような感じがします。
DVDレコーダーを買って、その検索能力の高さゆえテレビを観る時間が激増しました。「謎の円盤UFO」もたまたま見つけたので放送前日にスーパーチャンネルを契約、9月2日中には受信開始と言われ焦りましたが、実際には1日の晩には映ってました^^)/
実は数ヶ月前にレンタルビデオ屋にあった劇場版のVHSを借りて観ました。何故かスペイン語版?の日本語字幕でオープニングのカッコイ~ナレーションもなく、一緒に観た小6の息子にはムーンベース(月面基地)の女性隊員の髪の毛が紫色なのと見て「なんで紫なの、変~」と突っ込みを入れられるしまつ。子供の頃の記憶で「無茶苦茶カッコイ~ぞ」と吹聴していたのにガッカリ。今度は日本語吹き替えで観られますからリベンジです。まってろ息子!
で、500円/月で契約したついでに他の番組を確認すると「ルーツ」があるじゃないですか。わかるひとにはわかるあの「ルーツ」です。アフリカからの奴隷としてアメリカに渡った黒人少年クンタ・キンテとその子孫のお話しです。1977年、アメリカでの放送では視聴率51%とか。日本では全12話を日曜日に3時間、月~土曜日に各1時間、次の日曜に3時間で1週間で放送されたように記憶しています。高校時代ですが、学校でかなり話題になった様に思います。ちなみに“ルーツ”という言葉はこの番組から日本でも普通に通じる言葉になったそうです。
今回は週2話のペースで昨日から放送開始されました(再放送は翌金曜日)。チラッと早送りでチェックしたらO.J.シンプソンが出てた。中学からNFL好きだったのでO.J.は知っていたのですが放送当時は気付きませんでした。こちらも楽しみです。
DVDレコーダー(実質はHDDレコーダーですが)のお陰で以前だったら気付かなかった放送をやたらチェックするようになりました。まだまだ不満のある機器ですが満足度は無茶苦茶高い買い物です。