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"Web受付嬢"が質問受けて分からない言葉をWikipediaで調べてくるようになりました

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先月下旬にデビューした"Web受付嬢"さん。
http://www.metadata.co.jp

★質問受けて分からない言葉をWikipediaで調べてくるようになりました!

こんな感じです。

「(・・・メタデータ社の技術や製品・サービスについて絞り込む対話が少しあった後・・・)
 自然言語処理って何?」

>一般的には、日本語や英語などをはじめとした人間が使っている言語をコンピュータに処理させるための技術やソフトウェアを指します。弊社では、自然言語処理を活用し、独自のメタパーザ技術を加え、さまざまな価値ある結果を抽出するサービスを提供しています。最初に作られたのが5W1H Mextractrです。」

↑ "自然言語処理" は、手持ちのボキャブラリだったので、自社に即した回答を返しました。

でも、言語学の用語などは必ずしも得意ではありません。

ユーザ:「言語類型論とは?」

以前だったら、「ごめんなさい、わかりませんでした。。」となってたところ、昨日(2012.5.7) から下記のように返すようになっています:Gengoruikeiron_2

私も知りませんでしたので、ただいま、言語類型論について調べてみました…
言語類型論(げんごるいけいろん)とは、世界中の言語の特徴を収集し、それらの相違点、類似点を探ることにより、最終的にすべての言語に普遍的な要素を見つけ出そうとする学問のことである。この意味での言語類型論はジョーゼフ・グリーンバーグ グリーンバーグ以降のことであり、それ以前の類型論は、世界中の言語をその特徴によりいくつかの類型に分類することを主な目的としていた。
(Wikipedia日本語版より)
…ということのようですね。

ちなみに、直前には私はこのようなお話をいたしました。

>一般的には、日本語や英語などをはじめとした人間が使っている言語をコンピュータに処理させるための技術やソフトウェアを指します。弊社では、自然言語処理を活用し、独自のメタパーザ技術を加え、さまざまな価値ある結果を抽出するサービスを提供しています。最初に作られたのが5W1H Mextractrです。


後半は、どんどん話が脱線しっぱなしにならないように、直前の話題(多くの場合は「***って何?」と言葉の意味を訊いて本題から離れる前)をリマインドしてさしあげるために、1つ前の対話文脈を表示するようにしています。

 自社製、コンタクト情報自動認識&抽出APIにより、メルアド等を受け付け、前半の対話で絞り込んだテーマの資料を添付してメールをお送りするまでの一連の文脈を処理できるよう、"Web受付嬢"は最初から設計されていました。今後、国内外に数千公開されているWebAPIを駆使して、ワンストップで(APIはもちろん個々のサービスの独特のGUI、操作法など覚えなくとも)新情報を発見し入手できるような対話インタフェースとして進化してまいります。

 この続きは、是非、5/15午後、文京シビックセンター5階・会議室5Aにてご覧ください。
http://japan.zdnet.com/event_info/30000495/

【定員】35名(あと14名様: 2012.5.8 14:00時点)
【お申し込み】
https://ap.mextractr.net/support/mextractr
 
【内容】
1. 対話ロボットの実際 ~機能編
(1) "Web受付嬢" demonstration
(2) 自社製コンタクト情報抽出APIによる、資料添付メール自動送信
(3) 自社製感情解析APIにより、相手の感情に合わせて表情を変える
(4) 「***って何?」一般について、Wikipediaを「読んで」回答
(5) 天気予報その他APIの活用
(6) 技術および対話シナリオについてのQ&A

2. 対話ロボットによるWeb Siteリニューアルの実際
(1) メタデータ社サイトの場合
http://www.metadata.co.jp/
(2) こんなサイトならどうする? 複数例とQ&A
(3) 効果の実際 

3. 業界・サイト種類別、賢い活用方法、
(1) 金融機関、携帯の商品・サービス案内 BtoC ~既存FAQも取り込んで
(2) 予約受付サービス
(3) EC:販売アシスタント ~将来の狙いは多品種(例:不動産、中古車)
(4) 観光案内等、情報提供
(5) サポート・CRM

4. 総合Q&A、ご相談対応

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