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もしも洞察力があったなら……。

世界経営者会議は1万フィート上空の物語。大事なのは、どこへ行くのか?どこにいるのか?そして、次は?

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明日27日まで、帝国ホテルで世界経営者会議が行われています。
本日が初日。オラクルのチャールズ・フィリップス社長も来日して、約45分のプレゼンテーションと質疑応答が行われました。

会場は満席。私が言うのもなんですが、IT成長企業のトップが何を話すのか。そのメッセージへの関心に場内は熱気を帯びたようでした。

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チャールズは、まず上空1万フィートの視点から、経済環境の話をしました。(NIKKEI NET速報)これまでに様々な出来事にさらされ、落ち込んだ米国経済は回復基調に向かっている、というのが第一のメッセージ。但し、企業は経済環境の変化が激しいことを知り、それにどれだけ速やかに、柔軟に対応できるのかが重要であるとも。その変化対応のためには、経営を実現するITが不可欠。そして、そのITとは、標準技術で構成された、きわめてシンプルなものであることが望ましい、という提案が行われました。

経営とITを結びつけるシンプルなITの一例として、オラクルが現有する、最もシンプルな製品が紹介されました。OLTPとデータウェアハウスの最速マシン「Oracle Exadata V2」です。このソリューション一体型のシンプルな製品はいわば、オラクルと時代が目指すディレクションそのものであるといえるかもしれません。

講演後の質疑応答、そのほんの一部をご紹介します。

クラウドへの対応は?:クラウドはテクノロジー活用法のひとつ。オラクルはインフラを支援するという立ち位置は変わらない。クラウド推進企業に選択されるようにしたい。

ITの安全性を懸念する日本の経営者へのアドバイス:テクノロジーの信頼性は上がっている。プロセスやマネジメント自身がセキュリティのイシューになることが多い。

オバマの経済諮問委員会(ERAB)のメンバーだが?:政府はテクノロジーの活用に極めて熱心だ。イノベーションを起こすべき新しい技術や方法に関心を持っている。

詳しくは、新聞詳報にて。

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何を隠そう、今回は私がスライドオペレータ。
バックステージではこんな環境でした。

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ワイン(ダリオーシュ)の写真はイメージです。
夕食時に、もしかしたら飲んだのかもしれません。
そうだったなら、感想を聞いてみたいところです。

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