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夏目房之介の「で?」

田中圭一『うつヌケ』再び

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3年前の記事。今の時期、あらためて田中圭一『うつヌケ』が効く人もいるかもしれないので、再掲します。

田中圭一『うつヌケ』(角川書店 2017年)、ようやく読みました。Boihi『Origin』①、なかなか今後を期待できそうな話です。基本的に絵の魅力で買いました。榊まさるの完成形みたいな感じ?
『うつヌケ』は、田中圭一の能天気なバカスケベからは想像を絶するうつ脱出の体験談マンガですが、うつ発作とけっこうたたかってきた私としては、他人事ではないです。でも、ずいぶんといろんなパターンがあるもんですね。うつの初期症状でミスが頻発するという話は、まさに現在進行形の私であります。何とかもってるのは、八卦掌の日々の練習と年一回のバリ旅行のおかげだろうと思います。なかったら、多分うつに一直線だったでしょうね。この本読んで、つくづくそう思った。
あと、「双極性障害」は、多分僕も同じ症状だろうなあと。

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