「一ノ関圭本」(小学館)
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「一ノ関圭本」(小学館)落手。知り合いが多く執筆。中野晴行、佐藤敏章、飯田耕一郎、姫乃たま、原正人、島田一志の各氏。松本大洋氏も。ただし、まだ全部読んでいない。
姫乃たまさんは見られる仕事と女性について、新鮮な観点を示してくれている。飯田さんは「絵のうまさを語ることはあまりしたくない」と「密度の高さ」「女性観」とミステリー志向について書いているが、『女傑往来』の小さな握手のコマの「もち肌の握手をした感触」が伝わってくることの指摘に、やはり漫画家の目が感じられる。絵を見ると、その言い当てようとするものが納得できるのだ。
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